S12型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 09:19 UTC 版)
スーパーシルエットフォーミュラ・シルビアターボ シルエットフォーミュラにも引続き参戦したが、車両自体は先代S110型のシルエットフォーミュラ仕様のボディパネルをS12風に変更したモデルである。現存しているシルビアのシルエットフォーミュラ仕様車はこのS12風カウルをまとったもので、2005年(平成17年)のNISMOフェスティバルでは、新品に近い状態にまで修復されたこのマシンを当時のドライバーである星野一義が運転した。 主な戦歴 1983年(昭和58年)9月 富士GC 第3戦 富士インター200マイルレース大会 2位 1983年(昭和58年)10月 スーパーカップレース SSクラス 優勝 WRC・グループAクラスへの参戦 S12型の北米向けモデル200SX(RVS12型)には、V6・3,000ccのVG30E型を搭載するモデルも存在した。日産はこれをベースにラリー仕様車を製作、1987年(昭和62年)と1988年(昭和63年)の2年間、WRCのグループAクラスに参戦した。WRCにおける最高成績は1988年アイボリーコーストラリーの優勝。 主な戦歴 1987年(昭和62年) 第35回サファリラリーに北米向け200SXをベースとするグループA仕様車が参戦 1988年(昭和63年) 第36回サファリラリーに参戦。総合2位・A4クラス優勝および総合3位を獲得 1988年(昭和63年) アイボリーコーストラリーに参戦。総合優勝。WRCで最後に優勝したFR車となる。
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