IMSA用としての開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/02 07:50 UTC 版)
「マツダ・12A型エンジン」の記事における「IMSA用としての開発」の解説
1979年 アメリカの販社からの要請でマツダは、デイトナ24時間レースに12A搭載のRX-7でIMSAのGT-Uクラスで初参戦して、クラス優勝と2位総合5,6位という好成績を上げた。GT-Uは、排気量2,500cc未満の市販車を対象としてクラスである。マツダのアメリカ販社は、このデイトナ24時間の好成績により、販社でIMSAのGT-Uへ継続して参戦することを決定した。販社は、アメリカでもスポーツキットをの販売を行う。その結果 多数のプライベーターがRX-7でのIMSA GT-Uクラスへの参戦を行うと同時に、スポーツキットをベースにチューニングアップを行うようになった。マツダは、当時レーシング13Bの開発に集中していたが、12Aにフィードバック可能な内容は、積極的に反映していた。(ドライサンプ、機械式燃料噴射等)その結果 12A自体の開発は、アメリカ販社と契約のあるチューナーが担うことになった。マツダはIMSA史上初の5年連続マニュファクチャラーズチャンピオン通算67勝をあげ単一車種最多記録を塗り替えた。
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