エリザベッタ・ディ・サッソニア
(Princess Elisabeth of Saxony から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 16:09 UTC 版)
エリザベッタ・ディ・サッソニア Elisabetta di Sassonia |
|
---|---|
アルブレヒト系ヴェッティン家 | |
![]() |
|
|
|
全名 |
一覧参照
|
称号 | ジェノヴァ公妃 ラパッロ侯爵夫人 |
出生 | 1830年2月4日![]() |
死去 | 1912年8月14日(82歳没)![]() |
配偶者 | フェルディナンド・ディ・サヴォイア=ジェノヴァ |
ニコロ・ジュゼッペ・エフィジオ・ラパッロ | |
子女 | マルゲリータ トンマーゾ |
父親 | ヨハン |
母親 | アマーリエ・アウグステ・フォン・バイエルン |
エリザベッタ・ディ・サッソニア(イタリア語: Elisabetta di Sassonia)またはエリーザベト・フォン・ザクセン(ドイツ語: Elisabeth von Sachsen, 1830年2月4日 - 1912年8月14日)はザクセン王女で、ジェノヴァ公フェルディナンド(のちのイタリア王ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の弟)の妃。
イタリア王妃マルゲリータの母である。
生涯
ザクセン王ヨハンとその妃でバイエルン王女アマーリエ・アウグステとの間にザクセンの首都ドレスデンで生まれた。全名はマリア・エリーザベト・マクシミリアーナ・ルドヴィカ・アマーリエ・フランツィスカ・ゾフィア・レオポルディーネ・アンナ・バプティスタ・グザヴェリア・ネポムツェナ(Maria Elisabeth Maximiliana Ludovika Amalie Franziska Sophia Leopoldine Anna Baptista Xaveria Nepomucena)。父方の祖父母はザクセン王子マクシミリアンとパルマ公女カロリーナ、母方の祖父母はバイエルン王マクシミリアン1世とバーデン辺境伯女カロリーネである。
1850年4月22日、ドレスデンのカトリック宮廷教会で、サルデーニャ王カルロ・アルベルトと王妃マリーア・テレーザ夫妻の次男で初代ジェノヴァ公フェルディナンドと結婚した。この結婚は政略結婚であり、概して愛のないものと見られていた[1]。
夫妻は2子をもうけた。
1855年2月10日、夫フェルディナンドがトリノで急死し、エリザベッタはわずか25歳で寡婦となった。寡婦となって2年もたたない1856年10月4日、自身の侍従ニコロ・ジュゼッペ・エフィジオ・ラパッロと再婚する。2人はエリザベッタの正式な喪の期間が終わる前に秘密結婚した。このことは義理の兄ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世を非常に怒らせ、事実上の追放と子どもたちへの面会の禁止を命じられた。しかし2人の子とはのちに再会できた。
1882年、ラパッロは自殺した。宮廷の噂ではしばしばこの結婚生活は不幸だとほのめかされており、彼の自殺はこうした話を煽ることとなった。
エリザベッタは1911年に脳卒中を起こし、急速に健康状態が悪化した。1912年8月14日にストレーザで亡くなった。
-
エリザベッタと長女マルゲリータ、1902年
脚注
- ^ “Margherita's Mother Dead”, The New York Times (Rome), (15 August 1912)
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、エリザベッタ・ディ・サッソニアに関するカテゴリがあります。
「Princess Elisabeth of Saxony」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
- Princess Elisabeth of Saxonyのページへのリンク