パジェロ・ミニ
パジェロ一族のうちで、いちばん下に位置するクルマ。デビューは1994年12月。軽自動車ゆえのサイズの小ささはあるが、パジェロそっくりの雰囲気があった。2200mmのホイールベースはミニカおよびミニカ・トッポの2280mmより短く、独自のもの。モノコック構造のボディで2ドア、エンジンはNAとターボがあった。駆動方式はイージーセレクト方式のパートタイム4WD(2輪駆動は後輪)で、ミッションは5速MTと3速ATがあった。
96年1月、2WD車を追加した。6月、運転席SRSエアバッグを標準化しグリルガードを樹脂材に替えた。97年5月、フロントのディスクブレーキをベンチレーテッドタイプに変更、ハイマウントストップランプを標準化した。12月、オリジナルデザインのフロントグリルを付けたデュークを発売。
98年10月、新しい軽規格に合わせたフルモデルチェンジを行い、2代目となった。安全対策などが最大のテーマで、ボディサイズも新規格に沿って大きくなった。2WDモデル2グレード、4WDモデル3グレードを設定。エンジンはNAとターボ。ミッションは4速ATに進化。5速MTもあった。
99年10月、ターボエンジン搭載のRを設定。車高を40mm下げたローダウンモデルだった。2000年11月にはSRS助手席エアバッグ、フロントシートベルト・プリテンショナーなど安全装備の標準化をはかった。リンクスという丸形4灯ヘッドランプ、専用シートなどで装ったモデルを追加した。
2002年9月、約6万円から22万円の価格引下げを行うと同時に、類別展開を変更、ECI-MULTIエンジンを積むXRと、ターボエンジン搭載のR、VR、DUKEに分けたが、2003年9月に再度の見直しを行う。
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