Pacific Internet
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 05:16 UTC 版)
「Pacnet」の記事における「Pacific Internet」の解説
1989年、シンガポール国立大学は学術利用コンピュータネットワークを研究・開発するためTechNetを設立した。シンガポールの国家科学技術委員会(NSTB)の資金によってシンガポールの最初のインターネットサービスプロバイダ(ISP)となった。 1995年に、TechNetは、シンガポールのコングロマリットSembawangグループのSembMediaによって買収され、パシフィック・インターネット・コーポレーション・プライベート・リミテッドと改名された。同年の9月、パシフィック・インターネットはシンガポールで商用サービスを開始した。 1996年に、パシフィック・インターネットは買収を通じて香港に進出し、1999年にはISPでの出資比率を100%に増やした。1997年、同社は現地パートナーを通じてフィリピンのオペレーションを開始し、翌年パシフィック・インターネットが買収した。 1999年2月5日に、パシフィック・インターネットは、一株当たり17米ドル(約1,700円)の価格でNASDAQに株式の新規公募を開始した。同年、同社は2社のISPを買収し、オーストラリアでもオペレーションを開始、さらにパシフィック・インターネットのジョイントベンチャー、パシフィック・インターネットインドを立ち上げた。 2000年、パシフィック・インターネットは、オーストラリアのISPを更に買収し,、オーストラリアの主要6都市にて事業を拡大に続き、別の買収を行いタイでの事業展開もスタートした。2年後、パシフィック・インターネットは、マレーシアでのオペレーションも開始した。 2007年に、パシフィック・インターネットは株式会社コネクトホールディングスに買収された後、NASDAQから上場廃止された。
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