PERQ 1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:20 UTC 版)
1980年に発売された初代PERQ (PERQ 1とも呼ばれる)は、茶色の横帯を施した台座型のキャビネットに収められ、上部には8インチフロッピーディスクドライブが水平に取り付けられていた。 PERQ 1 CPUには、4k ワードの48ビットマイクロコード・メモリからなるWCSを搭載していた。 後のPERQ 1A CPUではWCSを16kワードに拡張した。 PERQ 1は、256 kB、1 MBまたは2 MBの64ビット幅RAM (16ビットバス経由でアクセス)、 12 MBまたは24 MBの14インチShugart SA-4000シリーズのハードディスクドライブ、および8インチのフロッピーディスクドライブで構成することができた。 PERQ 1の内部レイアウトは、垂直に取り付けられたハードディスクドライブによって占められていた。 筐体の高さと奥行きは、このことが大きく影響している。 基本的なPERQ 1システムは、CPUボード、メモリボード(フレームバッファ (英語版) と、モニター・インタフェースを内蔵)、I/Oボード(IOB、CIOとも呼ばれた)で構成されていた。 IOBには、Zilog Z80 マイクロプロセッサ 、IEEE-488インタフェース、 RS-232 シリアルポート 、ハードディスクおよびフロッピーディスクのインタフェース、音声合成ハードウェアが含まれていた。 PERQ 1には、 イーサネットなどの追加インタフェース用の予備のオプションI/O (OIO)ボードスロットもあった。 グラフィック・タブレットが標準装備されていた。 ほとんどのPERQ 1は、8½×11インチ、768×1024ピクセルの縦向き白色蛍光体モノクロモニタを搭載していた。
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