PERQ 2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:20 UTC 版)
1983年にPERQ 2 (開発時のコードネームはKristmas)が発表された。 PERQ 1との違いは、ICLの設計による幅広キャビネット、明るい色の横帯、縦型フロッピーディスクドライブ、3桁の診断用ディスプレイを備えていたことである。 PERQ 2は、PERQ 1Aと同じ16k WCS CPUを使用し、グラフィック・タブレットの代わりに3ボタンマウスを搭載した。 静かな8インチの35 MB マイクロポリス(英語版) 1201ハードディスク、1MBまたは2MBのRAMを搭載し、PERQ 1の縦型モニタまたは19インチ1280×1024の横型モニタをオプションで選択できるよう構成されていた。 オリジナルの3RCC PERQ 2 (K1としても知られる)の製造上の問題があったため、ICLはハードウェア設計を見直し、PERQ 2 T1 (またはICL 8222)が誕生した。 後のPERQ 2 T2 (ICL 8223)、PERQ 2 T4モデルでは、8インチのハードディスクを5¼インチのハードディスクに置き換え、2台目のディスクを内蔵できるようにした。 T4モデル(うち約10台しか生産されていないと考えられている)は、24ビットCPUとバックプレーンバスを拡張し、4MBのRAMボードを使用できるようにした。 PERQ 2はPERQ 1のOIOスロットを保持していたが、IOBをEIO(イーサネットI/O)またはNIO(非イーサネットI/O)ボードに置き換えた。 これらはIOBに似ているが、不揮発性のリアルタイムクロック 、2番目のRS-232ポート、(EIOボードでは)イーサネット・インタフェースが追加されている。
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