オリュンピア【Olympia/Ολυμπία】
読み方:おりゅんぴあ
オリンピア【Olympia】
Olympia
オリンピア
Olympia
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 15:02 UTC 版)
御桜稟の個別ルート。6年前に稟が引っ越していった理由と、直哉が絵を描かなくなった経緯の詳細が描かれる。 以前から直哉の前にしばしば姿を現し、「櫻達の足跡」制作中にもふらりと現れて作業を手伝っていた吹という謎の少女が、よく直哉と稟の前に現れるようになる。吹は「探し物」をしているが、その「探し物」が何なのかは自分でもわからないという。だが稟は、吹の探し物を手伝いたいと言い出した。 やがて吹は“オランピア”という言葉が気になっていると言い出す。それから吹が語る断片的な手がかりなどを元に調べていった直哉達は、『ホフマン物語』に登場する自動人形から店名を取ったドールショップ“オランピア”にたどり着いた。その時稟は、かつて自分が車椅子に乗せて散歩させていた、病弱だったという自分の母が、実際には人形だったこと、このドールショップに頼み込んで、母に見立てた人形の服を作って貰っていたことを思い出した。更にその後稟の前に現れた長山香奈は、かつて稟の家の子供部屋から出火して母が死んだこと、2階から脱出して飛び降りた稟を受け止めた直哉は右手に怪我を負い、そのため彼は絵が描けなくなったという事実を突きつけた。 稟は、神童として知られ、画家として将来を嘱望されていた直哉の右腕を自分が壊したこと、自分は逃避していながら“自分と、死期が近い母を強引に引き離した”と思い込んで不条理に父親を恨んでいたことなどの罪悪感に押しつぶされてしまう。そんな稟を、直哉は必死で救おうとする。
※この「Olympia」の解説は、「サクラノ詩」の解説の一部です。
「Olympia」を含む「サクラノ詩」の記事については、「サクラノ詩」の概要を参照ください。
- Olympiaのページへのリンク