NGTS-2とは? わかりやすく解説

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NGTS-2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 07:58 UTC 版)

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NGTS-2
星座 ケンタウルス座
視等級 (V) 10.96[1]
分類 恒星
位置
元期:J2000[2]
赤経 (RA, α)  14h 20m 29.4890739767s[2]
赤緯 (Dec, δ) −31° 12′ 07.437960834″[2]
視線速度 (Rv) -26.04±0.16 km/s[2]
固有運動 (μ) 赤経: -23.011 ミリ秒/[2]
赤緯: -1.699 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π) 2.7792 ± 0.0626ミリ秒[2]
(誤差2.3%)
距離 1170 ± 30 光年[注 1]
(360 ± 8 パーセク[注 1]
軌道要素と性質
惑星の数 1
物理的性質
半径 1.702+0.047
−0.044
R[1]
質量 1.64+0.19
−0.22
M[1]
スペクトル分類 F5V[1]
表面温度 6478+94
−89
K[1]
金属量[Fe/H] -0.06±0.09[1]
年齢 2170000000±370000000 年[1]
別名称
別名称
WASP-179[1]
CD-30 11338[2]
GSC 07282-01298[2]
2MASS J14202949-3112074[2]
RAVE J142029.5-311208[2]
TIC 125739286[2]
TYC 7282-1298-1[2]
Gaia DR1 6220602379784456320[2]
Gaia DR2 6220602384081327104[2]
Template (ノート 解説) ■Project

NGTS-2とは、360.3パーセク離れた位置に存在する恒星である[1]スペクトル分類はF5Vである。1つの太陽系外惑星、NGTS-2bが周囲を公転していることが次世代トランジットサーベイ(NGTS)によって発見された[3]

大きさの比較
太陽 NGTS-2

惑星系

NGTS-2の周囲を公転している太陽系外惑星NGTS-2bの発見を公表する論文が2018年5月26日arXivに投稿された。NGTS-2bは膨張したホット・ジュピターであり、密度は0.226 g/cm³とこの惑星が発見された時点において一番密度の低い太陽系外惑星となっている。透過光分光法を利用して組成を調査することが可能である可能性がある。NGTS-2bはフォローアップ観測なしで確認された[3]。NGTS-2bの表面温度は1638ケルビンである[1]

NGTS-2の惑星[1]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 0.67±0.089 MJ 0.0584±0.0011 4.5111204±1.8e-06 0+0.14
−0
87.66±0.73° 1.536±0.062 RJ

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k Planet NGTS-2 b”. 太陽系外惑星エンサイクロペディア. 2021年3月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o NGTS-2”. Simbad. 2021年3月17日閲覧。
  3. ^ a b NGTS-2b: An inflated hot-Jupiter transiting a bright F-dwarf”. arXiv. 2021年3月17日閲覧。

関連項目 




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