NGTS-5とは? わかりやすく解説

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NGTS-5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 07:07 UTC 版)

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NGTS-5
星座 おとめ座
分類 恒星
位置
元期:J2000[1]
赤経 (RA, α)  14h 44m 13.9704396431s[1]
赤緯 (Dec, δ) +05° 36′ 19.417196700″[1]
固有運動 (μ) 赤経: 13.650 ミリ秒/[1]
赤緯: -4.688 ミリ秒/年[1]
年周視差 (π) 3.2310 ± 0.0272ミリ秒[1]
(誤差0.8%)
距離 1009 ± 8 光年[注 1]
(310 ± 3 パーセク[注 1]
軌道要素と性質
惑星の数 1
物理的性質
半径 0.739+0.014
−0.012
R[2]
質量 0.661+0.068
−0.061
M[2]
スペクトル分類 K2V[1]
表面温度 4987±41 K[2]
金属量[Fe/H] 0.12±0.1[2]
別名称
別名称
UCAC4 479-054454[1]
2MASS J14441396+0536195[1]
TIC 368739874[1]
Gaia DR2 1159042833731813760[1]
Template (ノート 解説) ■Project

NGTS-5とは、地球から309.5パーセク離れた場所に存在する恒星である[2]。NGTS-5はスペクトル分類がK2V型の恒星である。1つの太陽系外惑星、NGTS-5bが周囲を公転していることが次世代トランジットサーベイ(NGTS)によって発見された[3]

大きさの比較
太陽 NGTS-5

惑星系

2019年5月7日、NGTS-5の周囲を公転している太陽系外惑星、NGTS-5bが存在することを公表する論文がarXivに投稿された[3]。NGTS-5bはトランジット法で発見された。表面温度は952ケルビンである[2]質量木星質量の0.229倍に対して半径木星半径の1.136倍と、膨張している惑星である。また、「sub-Jovian desert」の上限境界にある[3]

NGTS-5の惑星[2]
名称
(恒星に近い順)
質量 軌道長半径
天文単位
公転周期
()
軌道離心率 軌道傾斜角 半径
b 0.229±0.037 MJ 0.0382±0.0013 3.3569866±2.6e-06 0 86.6±0.2° 1.136±0.023 RJ

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k NGTS-5”. Simbad. 2021年3月19日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g Planet NGTS-5 b”. 太陽系外惑星エンサイクロペディア. 2021年3月19日閲覧。
  3. ^ a b c NGTS-5b: a highly inflated planet offering insights into the sub-Jovian desert”. arXiv. 2021年3月19日閲覧。

関連項目 




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