Mangosteenとは? わかりやすく解説

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マンゴスチン【mangosteen】

読み方:まんごすちん

フクギ科常緑高木厚く長楕円形暗紅色の花を開く。実は熟す赤紫色になる。外皮堅く中に種子包んだ果肉が4〜8個入っている。果肉白色甘く口の中で溶けるような食味があり、果物女王といわれるマレー半島原産といわれ、熱帯アジア栽培


マンゴスチン

Garcinia mangostana

Garcinia mangostana

Garcinia mangostana

マレー半島からスンダ列島原産といわれています。現在では東南アジア諸国中国台湾栽培されています。高さは10メートルほどになり、光沢のある厚い革質長楕円形対生ます。成長遅く果実稔るまでには8年から10年かかるそうです雄花両性花があり、両性花葉腋咲いて淡い肉色をしています。果実はやや平たい球形赤紫色熟します。白い果肉部分には上品な甘みがあり、果物女王称されます。
オトギリソウ科フクギ属常緑高木で、学名Garcinia mangostana。英名は Mangosteen。
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オトギリソウ:  金糸梅
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ミズオトギリ:  水弟切

マンゴスチン

(Mangosteen から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 02:40 UTC 版)

マンゴスチン: mangosteen学名: Garcinia mangostana)は、フクギ属常緑高木。東南アジアのマレー原産[2]マレー語インドネシア語ではマンギス(マレー語: manggis; インドネシア語: manggis)、タイ語ではマンクット(มังคุด)、ベトナム語ではマンクッ(măng cụt)、中国名で「莽吉柿」[1]という。果実は美味で「果物の女王」と称される。フクギ科ではもっとも利用されている種の一つ。リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つでもある[3]


注釈

  1. ^ 別の説では東南アジアを支配下に置いていた大英帝国のヴィクトリアがこれをいつも食べられないことを惜しんだことにちなむとされている[6]

出典

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Garcinia mangostana L. マンゴスチン(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年2月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、214頁。ISBN 978-4-415-30997-2
  3. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 443. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358462 
  4. ^ 博物学(具氏). 三』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 百科全書. 上巻』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ a b c d e マンゴスチン / Măng cụt”. VIETJO Life(ベトジョーライフ) (2015年9月3日). 2023年12月9日閲覧。
  7. ^ 樋口裕明, 黒田玲子, 成瀬敦 ほか「MS21-8 アトピー性皮膚炎自然発症モデルに及ぼすマンゴスチン果皮抽出物の予防効果(アトピー性皮膚炎-治療,第58回日本アレルギー学会秋季学術大会)」『アレルギー』第57巻9-10号、一般社団法人 日本アレルギー学会、2008年、1445-、doi:10.15036/arerugi.57.1445_32020年4月7日閲覧 
  8. ^ Ohno, Rei-ichi; Moroishi, Narumi; Sugawa, Hikari; Maejima, Kazuhiro; Saigusa, Musashi; Yamanaka, Mikihiro; Nagai, Mime; Yoshimura, Morio et al. (2015). “Mangosteen pericarp extract inhibits the formation of pentosidine and ameliorates skin elasticity”. Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition 57 (1): 27–32. doi:10.3164/jcbn.15-13. ISSN 0912-0009. https://doi.org/10.3164/jcbn.15-13. 
  9. ^ “マンゴスチンにがん抑制効果…岐阜大教授ら立証”. Yomiuri Online. (2012年5月27日). http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120526-OYT1T00061.htm?from=main4 [リンク切れ]
  10. ^ ドリアン&マンゴスチンを食べるのは外で・・”. マレーシア政府観光局 オフィシャルブログ. 2020年4月7日閲覧。
  11. ^ タイ王国へ旅行される方へ:植物防疫所”. www.maff.go.jp. 2020年4月7日閲覧。
  12. ^ 川上清彦 (2004). “海外検疫の現場から(7) タイ産マンゴーおよびマンゴスチン” (PDF). 植物防疫 58. https://www.jppa.or.jp/archive/pdf/58_12_32.pdf 2023年12月9日閲覧。. 
  13. ^ “果物の女王”マンゴスチン 熱処理なしの輸入も より新鮮に日本へ”. テレ朝news (2023年9月19日). 2023年12月9日閲覧。
  14. ^ オイシックス、タイ産マンゴスチン販売 熱処理免除後初”. 日本経済新聞 (2023年8月24日). 2023年12月9日閲覧。
  15. ^ アメリカで食べることを禁止された16の食品”. カラパイア (2014年3月19日). 2017年10月23日閲覧。


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