MGM時代とは? わかりやすく解説

MGM時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 02:32 UTC 版)

エリッヒ・フォン・シュトロハイム」の記事における「MGM時代」の解説

その後ユニヴァーサルからメトロ・ゴールドウィン・メイヤー転じアメリカ生んだ自然主義作家フランク・ノリス長編死の谷』の映画化である『グリード』(1923年監督・脚本美術)に取り組むが、作品の舞台19世紀から現代移し変え人間貪欲我欲テーマに、サンフランシスコ無免許歯科医マクティーグとその妻の生活や本能を凄まじいリアリズム描いた異色力作であり、シュトロハイムの名を不滅のものにした。 続いての『メリー・ウィドー』(1925年監督・脚本美術衣装)は、フランツ・レハールの名を高らしめた同名オペレッタ映画化であるが、大部分シュトロハイム特有の甘さ溢れたオリジナル脚本で、ウィンナワルツ調の佳作となった。彼は、アメリカ映画空前絶後のリアリストであったが、少年期過ごして来た帝政末期ウィーン描写ではロマンチスト変じた次作結婚行進曲』(1928年監督主演脚本美術衣装)では、純情娘と甘い恋に耽りつつも家柄を守るために、足が悪く醜い成金娘と望まぬ結婚をする貴族御曹子ウィーン遊蕩士官演じた1929年シュトロハイムグロリア・スワンソン製作・主演の『クィーン・ケリー(英語版)』(監督・脚本美術)に取り掛かるが、撮影中にスワンソン衝突し撮影中止となる。1932年、初のトーキーとなる『Walking Down Broadway』を手がけるが、未公開終わり同時にこれがシュトロハイム監督としての最後作品となった

※この「MGM時代」の解説は、「エリッヒ・フォン・シュトロハイム」の解説の一部です。
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