M195
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 05:00 UTC 版)
「ミナルディ・M195」の記事における「M195」の解説
ミナルディは1995年のシーズンに向けて、活動を停止したチーム・ロータスが使用していた無限ホンダ・V10エンジンの獲得に動いていたが、契約目前というところでフラビオ・ブリアトーレの介入によって供給先をリジェに変更する事態が発生。急遽コスワースEDに切り替えたため、無限ホンダエンジン搭載を前提にしたM195の開発計画は大きく方向転換することとなった。 ミナルディのF1マシンとして初のハイノーズと、ハの字型のウイングステーを持つ吊り下げ式フロントウイングを採用。コスワースEDエンジンはマニエッティ・マレリと共同で開発、同社製のエンジンマネージメントシステムを搭載した「EDM」を使用。 ドライバーは前年から残留したピエルルイジ・マルティニと1993年以来のF1復帰となったルカ・バドエル。第10戦ハンガリーGPよりマルティニに代わってペドロ・ラミーが出場した。マシンのバランスやハンドリングが良かったため1ケタ台の順位での完走は8回を数え、チーム全体の完走率は3位を記録。最終戦オーストラリアGPでラミーが6位となりこの年唯一のポイントを獲得した。
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