Level II シリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 00:54 UTC 版)
「品川無線」の記事における「Level II シリーズ」の解説
F-8シリーズの後継シリーズ。旧F-8シリーズの交換針クランプと互換性がある。一般的なステレオ用のほかに、モノラール用カートリッジも製作された。発電系に高純度無酸素銅(OFC)、線形結晶無酸素銅(LC-OFC)採用。海外のオーディオ雑誌から「MM・MC論争の終結 "Best of the MM"」と評される。ラッカーマスター験聴向けにカーボン製クランプの製品を開発。 本体ケース内が樹脂充填されたモールド構造となっているのがF-8ボディとの音質上の大きな違いとなっている。固まる際にヒケや歪みを起さない樹脂が手に入ったのが実現の鍵だった。後にこの技術をF-9ボディにも導入しF-14が発表される。また創業者によるところ、LC-OFCモデルでは折角のLC構造を壊さないよう巻線機の速度を落としたという。 Level II AL アルミカンチレバー Level II RB ルビーカンチレバー(クランプ色:赤) Level II BE ベリリュウムカンチレバー Level II BR ボロンカンチレバー(クランプ色:オレンジ) Level II SA サファイヤカンチレバー(クランプ色:透明) Level II RC レアセラミックカンチレバー Level II SP SP盤用スタイラス Level II DISCO ディスコミュージック向けにカンチレバー強度の強化 Level II AL/MR アルミカンチレバー マイクロリッジ針 Level II RB/MR ルビーカンチレバー マイクロリッジ針 Level II BE/MR ベリリュウムカンチレバー マイクロリッジ針 Level II BR/MR ボロンカンチレバー マイクロリッジ針 Level II SA/MR サファイヤカンチレバー マイクロリッジ針
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