中川放水路橋梁 (新金貨物線)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 中川放水路橋梁 (新金貨物線)の意味・解説 

中川放水路橋梁 (新金貨物線)

(JR新金線中川放水路橋梁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/29 17:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
新金線・中川放水路橋梁と貨物列車(2007年3月)

中川放水路橋梁(なかがわほうすいろきょうりょう)は、新中川に架かる鉄道橋のひとつで、東日本旅客鉄道(JR東日本)新金線総武本線貨物支線)を通し、新小岩信号場駅金町駅の間に位置する。東岸は江戸川区西小岩二丁目、西岸が上一色三丁目に所在する。

新金線の歴史

新金線は、1926年(大正15年)総武本線の貨物支線として開通した。JR東日本の所管で日本貨物鉄道(JR貨物)が線路を借受けて貨物列車を運行している路線である。

全線にわたり単線であるが、複線の用地と橋脚は上流側に当初から確保されている。

橋梁の歴史

1959年(昭和34年)、新中川掘削工事により架橋された。橋梁名の「中川放水路」は、新中川のかつての河川名である。

鉄道橋としての歴史は古く、土木学会では歴史的鋼橋のひとつとされている。

諸元

  • 種別 – 鋼鉄道橋
  • 形式 – 1径間単線下路ワーレントラス橋、4径間単線上路プレートガーダー桁橋
  • 橋床 – 開床
  • 橋長 – 約155.0m
  • 支間 – 62.4m(トラス部)
  • 線数 – 単線
  • 設計活荷重 – KS18
  • 鋼重 – 176.568t
  • 着工 – 1956年(昭和31年)
  • 竣工 – 1959年(昭和34年)
  • 起業者 – 国鉄
  • 管理者 – JR東日本
  • 橋梁製作 – 汽車製造

隣の橋

(上流) - 八剣橋 - 奥戸新橋 - 中川放水路橋梁 - 上一色橋 - 上一色中橋 - (下流)

参考文献

  • 国鉄トラス橋総覧 著者:西村俊夫 1957.2

外部リンク

座標: 北緯35度43分56.3秒 東経139度52分20.3秒




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中川放水路橋梁 (新金貨物線)」の関連用語

中川放水路橋梁 (新金貨物線)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中川放水路橋梁 (新金貨物線)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中川放水路橋梁 (新金貨物線) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS