中川放水路橋梁_(総武本線)とは? わかりやすく解説

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中川放水路橋梁 (総武本線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/25 14:55 UTC 版)

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中川放水路橋梁(なかがわほうすいろきょうりょう)は新中川に架かる鉄道橋の一つで、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武緩行線を通し、小岩駅新小岩駅の間に位置する。所在は東岸は江戸川区南小岩六丁目、西岸は上一色二丁目。

歴史

1956年(昭和31年)新中川掘削工事に伴い、新中川を渡河する鉄道橋として架橋された。橋梁名は当時の河川名「中川放水路」から付けられている。

複々線高架化される前の総武本線は、中川放水路橋梁を挟んで両岸は勾配で地平に下る線路であった。

中川放水路橋梁は鉄道橋としての歴史が古く、土木学会では歴史的鋼橋のひとつでもある。

諸元

  • 種別 - 鋼鉄道橋
  • 形式 - 1径間複線下路ワーレントラス橋、4径間単線上路プレートガーター桁橋(並列)
  • 橋床 - 開床
  • 橋長 - 117.2 m
  • 支間 - 16.0+19.2+46.8+19.2+16.0
  • 線数 - 複線
  • 設計活荷重 - KS18
  • 鋼重 - 208.081 t
  • 着工 - 1954年(昭和29年)
  • 竣工 - 1956年(昭和31年)
  • 起業者 - 国鉄
  • 管理者 - JR東日本
  • 橋梁設計 - 国鉄
  • 橋梁製作 - 横河橋梁製作所

複々線化による橋梁の増設

国鉄の通勤五方面作戦の一環として総武本線は1972年(昭和47年)に高架・複々線化された。上流側に総武快速線を線増し「下路プレストレスト・コンクリート桁橋」が架橋された。

参考文献

  • 国鉄トラス橋総覧 著者:西村俊夫 1957.2

隣の橋

(上流) - 上一色橋 - 上一色中橋 - 中川放水路橋梁 - 辰巳新橋 - 小岩大橋(下流)
(上り) - 隅田川橋梁 - 荒川放水路橋梁 - 中川放水路橋梁 - 江戸川橋梁 - (下り)

外部リンク

座標: 北緯35度43分43.1秒 東経139度52分30.6秒




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