Gunboat diplomacyとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > Gunboat diplomacyの意味・解説 

【砲艦外交】(ほうかんがいこう)

gunboat diplomacy

回答次第では軍事的手段訴え準備がある」と予め知らしめた上で外交交渉を行う事。
転じてそうした手段訴えることが多い国家外交方針全体俯瞰してこう呼ぶこともある。
なお、「砲艦(gunboat)」という語は戦闘艦艇総称であって現代で言うガンシップとは異なる。

とはいえ本当に戦闘態勢整えた上で交渉開始される事はまずない。
ほとんどの国家体制では、外交交渉決着する前の段階では交戦許可降りないからだ。
最初から宣戦布告用意をして臨むのは、そもそも外交を行う意志ない場合のみに限られる

例外的に最初に国交樹立するための交渉において事前に交戦許可下りた事もある。
というのも外交使節問答無用殺害するような国家存在しないとは言い切れないからだ。

歴史的にそうした外交的意図による示威行為もっぱら海軍により、遠国に対して行われる事が多かった
陸続き隣国互いにとって仮想敵国であるので、その軍事的権勢はほぼいつでも十分に認知される。
また当然、相手国に対抗できるだけの軍事的用意があるので、暴力的恫喝功を奏する望みは薄い。

必然的に外交交渉のためにあえて誇示される武力戦列艦などの艦艇であり、艦載砲による礼砲であるのが常だった


砲艦外交

(Gunboat diplomacy から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 01:56 UTC 版)

砲艦外交(ほうかんがいこう、: gunboat diplomacy)は、外交交渉において軍艦などの軍事力による威嚇などの間接的な使用によって相手政府に国家意思を示し、また心理的な圧力をかけることで交渉を有利に進める外交政策をいう。




「砲艦外交」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Gunboat diplomacy」の関連用語

Gunboat diplomacyのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Gunboat diplomacyのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの砲艦外交 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS