Grande sonate pour le pianoforte Nr. 1 fis-Moll Op.11とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > ピティナ・ピアノ曲名 > Grande sonate pour le pianoforte Nr. 1 fis-Moll Op.11の意味・解説 

シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調

英語表記/番号出版情報
シューマンピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調Grande sonate pour le pianoforte Nr. 1 fis-Moll Op.11作曲年: 1832-35年  出版年1836年  初版出版地/出版社: Kistner 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 第1楽章 Mov.1 Introduzione: Un poco adagio - Allegro vivace 1500 No Image
2 第2楽章 Mov.2 Aria3分30秒 No Image
3 第3楽章 Mov.3 Scherzo: Allegrissimo. Intermezzo. Lento 5分30秒 No Image
4 第4楽章 Mov.4 Finale: Allegro un poco maestoso 1200 No Image

作品解説

2007年6月 執筆者: 和田 真由子

諸説はあるが)1832、3年着想され1835年完成
楽章構成
 シューマンは、3曲のソナタと、未完ソナタ第4番)のソナタ残しているが、ソナタ書くこと自体決して得意とはしていなかったようだ
当時シューマン、このソナタ生命力乏しいことを述べたあと、ソナタ形式そのもの限界があり、今後、より自由で新しいものを創造すべきだ書き残している。

第一楽章序奏付きソナタ楽章 嬰へ短調 
1832年作品「アレグロ・ファンダンゴ」を改作したもの。ファンタンゴとは、スペインアンダルシア地方に伝わる舞曲リズムである。激し感情伴った第一主題楽想が、楽章全体支配するシューマン外交的な性格象徴するような想像上人物、フロレスタン的な要素が強い。

第二楽章アリア イ長調
1827年歌曲アンナ寄せてケルナー詩)」に基づいてかかれたものである
シューマン内向的な一面象徴するオイゼビス的な要素が強い楽章情熱的ではないが、表情豊かに

第三楽章スケルツォ間奏曲 嬰へ短調
アレグリッシモのスケルツォトリオかわりに、「ゆっくりと、ブルレスカ風に、けれど盛大に」と指定され間奏曲挟まれている。

第四楽章フィナーレ 嬰へ短調
繰り返されるフロレスタン的な主題に、オイゼビウス的なフレーズをもつ対位楽想加えられ情熱的なコーダしめくくる自由なロンド楽章




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Grande sonate pour le pianoforte Nr. 1 fis-Moll Op.11」の関連用語

Grande sonate pour le pianoforte Nr. 1 fis-Moll Op.11のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Grande sonate pour le pianoforte Nr. 1 fis-Moll Op.11のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS