北アイルランド総督
(Governor of Northern Ireland から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/23 21:57 UTC 版)
Jump to navigation Jump to search北アイルランド 総督 (ガヴァナー) |
|
---|---|
![]()
総督旗
|
|
呼称 | Excellency |
官邸 | ヒルズバラ城 |
初代 | ジェイムズ・ハミルトン (第3代アバコーン公爵) |
創設 | 1921年5月3日 |
最終代 | The Lord Grey of Naunton |
廃止 | 1973年7月18日 |
継承順位 | 北アイルランド担当大臣 |
北アイルランド総督(きたアイルランドそうとく、英語: Governor of Northern Ireland)は、北アイルランドにおける行政の長であり、イギリスの君主の公式な名代であった役職。この総督職は1922年12月9日に創設され、1973年7月18日に廃止された。
概要
北アイルランド総督職は、1922年12月9日に、イギリス政府の特許状によって創設された[1]。その目的は、
1920年の法および1921年4月27日付の特許状に基づく、ないしはアイルランド自由国憲法 (Irish Free State Constitution Act 1922) の成立の時点でアイルランド総督 (ロード・レフテナント) の職責にあった、北アイルランドにおけるあらゆる事柄について、しかるべく定められた手続きに従い、執行する
ことにあった。
総督は、北アイルランド国璽 (Great Seal of Northern Ireland) を所有していた。
総督職は、日本語では同じく総督と訳されるアイルランド総督 (Lord Lieutenant of Ireland) の役割を北アイルランドにおいて継承するものであり、1921年5月3日に設けることが定められ[2]、1973年7月18日に北アイルランド憲法 (Northern Ireland Constitution Act 1973) 第32条によって廃止された[3]。総督の権能は、1973年12月20日の特許状によって、1972年に新設された北アイルランド担当大臣 (Secretary of State for Northern Ireland) に継承された。
公邸
北アイルランド総督の公邸は、ダウン州のヒルズバラ城 (Hillsborough Castle) であった。初代総督であったアバコーン公は、改装を行なった上で1925年にこの城に入った。1973年に総督職が廃止されるまで、ヒルズバラ城は北アイルランド総督の公邸であり続け、その後は北アイルランド担当大臣の公邸となった。
歴代総督
代 | 名 | 就任 | 退任 |
---|---|---|---|
1. | ジェイムズ・ハミルトン (第3代アバコーン公爵) | 1922年12月12日 | 1945年9月6日 |
2. | ウィリアム・レヴソン=ガワー (第4代グランヴィル伯爵) | 1945年9月7日 | 1952年12月1日 |
3. | ジョン・ローダー (第2代ウェイクハースト男爵) | 1952年12月1日 | 1964年12月1日 |
4. | ジョン・アースキン (初代アースキン・オブ・レリック男爵) | 1964年12月1日 | 1968年11月27日 |
5. | ラルフ・グレイ (グレイ・オブ・ノーントン男爵) | 1968年11月27日 | 1973年6月26日 |
関連項目
出典・脚注
- ^ House of Lords, Northern Ireland Bill, Memorandum by the Northern Ireland Office. Archived 2011年6月5日, at the Wayback Machine.
- ^ 1921年5月3日は、北アイルランドと南アイルランドにそれぞれの議会を設置することを定めたアイルランド統治法にもとづいて、総督職を設けることが決まった日付である (SR&O 1921, No. 533)。
- ^ A New History of Ireland by Theodore William Moody, Francis John.
「Governor of Northern Ireland」の例文・使い方・用例・文例
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
- 『sunshine-roof』は『sunroof(サンルーフ)』に対する英国の用語である
- Governor of Northern Irelandのページへのリンク