FGX
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 17:25 UTC 版)
「フォード・ファルコン (オーストラリア)」の記事における「FGX」の解説
先に発表されていた通り、ファルコンは2016年10月をもって廃止されることが決定しているため、これが最後のマイナーチェンジとなる。2014年7月、フォード・オーストラリアは最後のファルコンとなるコードネーム201X型の画像を公開する。このFGX型は2015年モデルとして登場した6代目マスタングと同じスタイリング・テーマを採用している。外装はLED式のDRLを組み込んだ新型のヘッドライトや新意匠のテールライトなどを採用して一新しているが、内装は基本的にFG型を踏襲している。上級高性能モデルを生産していたFPVが先に閉鎖されたことにより2009年6月以降消滅していたノーマルのV8エンジン搭載車XR8が復活した。その他のグレード展開は前モデルとほぼ同じだが価格は全体的に値下げされている。 2014年8月、フォード・オーストラリアの社長であるBob Grazianoは、同国で最も認知度の高い車名の1つである「ファルコン」の最後を飾るモデルとして、この最終型の型式「FGX」にはFalconとGhiaに敬意を表しており、Xは2代目から4代目にかけての歴代モデルに敬意を表しているとその由来を明かした。 2016年10月7日、最後のファルコンが生産ラインを離れ、ブロードメドウズ工場が閉鎖された。1960年の初代登場から56年の歴史に幕を閉じた。最終生産車は博物館に展示される。
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