EventLogInstaller.Install メソッド
アセンブリ: System.Configuration.Install (system.configuration.install.dll 内)



Install メソッドはイベント ログ情報をレジストリに書き込み、Log プロパティで指定するログにそのイベント ログを関連付けます。ログが既に存在していない (ソースが指定されている) 場合、Install はログを作成し、新しいソースと関連付けます。
通常、コードからは EventLogInstaller のメソッドを呼び出しません。このメソッドを呼び出すのは、一般的にインストーラ ツール (Installutil.exe) だけです。このツールは、インストール処理中に Install メソッドを自動的に呼び出して、インストールするイベント ログに関連付けられているレジストリ情報を書き込みます。インストールはトランザクションです。そのため、インストール中にインストール プロジェクト コンポーネントのいずれかが失敗した場合は、既にインストールされていたすべてのコンポーネントがインストール前の状態にロールバックされます。ロールバックは、各コンポーネントの Rollback メソッドを呼び出すことによって実行されます。
新規のソースを新規または既存のイベント ログに登録するには、EventLogInstaller を使用します。既存のソースを変更する場合は、EventLogInstaller を使用しないでください。EventLogInstaller クラスは、指定されたインストール プロパティと一致するように既存のソースの構成プロパティを変更しません。Source プロパティが、コンピュータの別のイベント ログに登録されているソース名と一致する場合、Install メソッドは例外をスローします。Source プロパティが、Log プロパティに指定された同じイベント ログに既に登録されているソース名と一致する場合、Install メソッドはソースの登録をスキップします。
アプリケーションのインストール ルーチンは、プロジェクト インストーラの Installer.Context プロパティを使用して、既にインストールされているコンポーネントに関する情報を自動的に保持します。この状態情報は、Install に stateSaver パラメータとして渡され、ツールが各 EventLogInstaller をインストールするたびに更新されます。通常、コードではこの状態情報を明示的に変更する必要がありません。


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