ErrObject.Clear メソッドとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

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ErrObject.Clear メソッド

Err オブジェクトのプロパティ設定をすべてクリアします。

名前空間: Microsoft.VisualBasic
アセンブリ: Microsoft.VisualBasic (microsoft.visualbasic.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub Clear

Visual Basic (使用法)

Dim instance As ErrObject

instance.Clear

public void Clear ()

C++

public:
void Clear ()

public void Clear ()

JScript

public function Clear ()

解説

詳細については、Visual Basic のトピック「Clear メソッド (Err オブジェクト)」を参照してください。

エラーが処理された後で、On Error Resume Next で遅延エラー処理を使用する場合など、Err オブジェクトを明示的にクリアするときに Clear を使用します。次のステートメントのいずれかが実行される場合は、必ず、Clear メソッドが自動的に呼び出されます。

すべての種類の Resume ステートメント
Exit Sub、Exit Function、または Exit Property
すべての On Error ステートメント

すべての Try...Catch...Finally ステートメント

メモ
他のオブジェクトへのアクセス中に生成されたエラーを処理するときに、On Error GoTo よりも On Error Resume Next 構成要素が適している場合があります。オブジェクトと対話した後の Err を毎回調べることで、該当するコードによってアクセスされたオブジェクトが明らかになります。Err.Number にエラーコードを設定したオブジェクトと最初にエラーを生成したオブジェクト (Err.Source で指定されるオブジェクト) についても確認できます。

メモ

他のオブジェクトへのアクセス中に生成されたエラーを処理するときに、On Error GoTo よりも On Error Resume Next 構成要素が適している場合があります。オブジェクトと対話した後の Err を毎回調べることで、該当するコードによってアクセスされたオブジェクトが明らかになります。Err.Number にエラーコードを設定したオブジェクトと最初にエラーを生成したオブジェクト (Err.Source で指定されるオブジェクト) についても確認できます。

使用例

Err オブジェクトの Clear メソッドを使用し、Err オブジェクトの数値プロパティを 0 に、文字列プロパティを長さが 0 の文字列にリセットする例を次に示します。Clear を呼び出さずに、MsgBox をもう一度呼び出すと、同じエラーメッセージが表示されます。

Visual Basic

Sub ClearErr()
  ' Produce overflow error
  On Error Resume Next
  Dim zero As Integer =
 0
  Dim result As Integer
 = 8 / zero
  MsgBox(Err.Description)
  Err.Clear()
  MsgBox(Err.Description)
End Sub