Charles Griffes

ピティナ・ピアノ作曲家事典

グリフィス（グリフェス）

【英】：Griffes, Charles

[アメリカ]  1884～1920

2007年5月 執筆者： 宮本　優美

アメリカの作曲家。ピアニストを目指し、1903年ベルリンのシュテルン音楽院に留学。ピアノ、作曲、対位法のレッスンを受ける。07年にアメリカに帰国。ニューヨーク州タリータウンでハックリー・スクールの音楽主任として、またニューヨークで作曲家として活躍する。
グリフェスの歌曲はドイツ・ロマン主義的で、ブラームスとリヒャルト・シュトラウスの影響がみられる。しかし11年～17年頃には印象主義を試み、東洋風の作品も書いた。日本の影響を受けた作品としてはパントマイム〈猩猩（しょうじょう）〉、〈古代中国と日本の5編の詩〉がある。

ピアノ独奏曲

ソナタ  [ピアノ独奏曲]

ピアノ・ソナタ　ヘ短調／Piano sonata in F minor 1904?

ピアノ・ソナタ　嬰へ短調／Piano sonata in F sharp major 1912?

ピアノ・ソナタ／Piano sonata 1917-18[14'30"]

曲集・小品集  [ピアノ独奏曲]

6つの愛国的な歌／6 Patriotic Songs 1918

6つのビューグル・コールの小品／6 Bugle-call Pieces 1918

6つのおなじみの歌／6 Familiar Songs 1918

高音部記号のための6つの小品／6 Pices for Treble Clef 1920

3つの音画／3 Tone pictures Op.5／1910-12[8'0"]

幻想小曲集／Fantasy pieces Op.6／1912-14[17'30"]

4つのローマのスケッチ／4 Roman sketches Op.7／1915-16[19'30"]

変奏曲  [ピアノ独奏曲]

6つの変奏　変ロ長調／6 Variations in B major Op.2／1898

前奏曲  [ピアノ独奏曲]

4つの前奏曲／4 Preludes Op.40／1899-1900

3つの前奏曲／3 Preludes 1919[4'0"]

種々の作品  [ピアノ独奏曲]

マズルカ／Mazurka 1898-1900

小品　変ロ長調／Piece in B flat major 1911?[3'0"]

フビライ・ハンの行楽地／The Pleasure-Dome of Kubla Khan 1912[9'0"]

小品　ホ長調／Piece in E major 1914?[2'30"]

ラプソディー　ロ短調／Rhapsody in B minor 1914[6'30"]

深き淵より／De profundis 1915[5'0"]

伝説　嬰ヘ短調／Legend in F sharp minor 1915[3'0"]

小品　ニ短調／Pieces in D minor 1915[3'0"]

舞曲　イ短調／Dance in A minor 1916?[2'30"]

ピアノ合奏曲

種々の作品  [ピアノ合奏曲]

2台のピアノのための交響的幻想曲／Symphonische Phantasie for Two Pianos 1910?[13'30"]

Weblio日本語例文用例辞書

「Charles Griffes」の例文・使い方・用例・文例

• 戦争そのものを愛して戦争をしたのは Alexander and Charles 12