Century Schoolbook
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 10:21 UTC 版)
「Century (書体)」の記事における「Century Schoolbook」の解説
Century Schoolbook(センチュリー・スクールブック)は、1919年にM・F・ベントンによって設計されたトランジショナル・セリフの書体である。教科書向けの特に読みやすい書体を求めていた教科書出版社ジン&カンパニー(英語版)の要請があったATFのために設計された。Century Schoolbookには、ディドーン様式に似た要素がある。Century Schoolbookは、かつてのCentury Romanをベースにしている。 「Century Schoolbook」は、北米地域で大勢の人が最初に読み方を学んだ書体としてなじみがある。M・F・ベントンは、クラーク大学で行われた研究を利用して、若い読者がコントラストのある太さで文字の形状をより素早く特定することを示したが、軽めなストロークでの存在を維持した。同研究では、より小さなサイズで活字を認識するために、カウンターフォーム(黒い文字のまわりにある白いスペース)を維持することの重要性も示された。Century Schoolbookをデザインする際、M・F・ベントンはエックスハイト、ストローク幅、全体の文字間隔を増やした。この書体は5年間にわたって発行され、その全てがベントンによって設計され、ATFにより発行された。 Century Schoolbook (1918) Century Schoolbook Italic (1921) Century Schoolbook Bold (1923) Centuryファミリーの最後の書体は「スクールブック・オールドスタイル」と呼ばれる旧式のバージョンで、1920年に始まって1926年にリリースされ、1928年にイタリック体が続いた。これは姉妹書体の人気にも全く届かず、組版機械にも全く採用されなかった(当然ながら写植やデジタルにもない)。最終的にはお蔵入りとなった。
※この「Century Schoolbook」の解説は、「Century (書体)」の解説の一部です。
「Century Schoolbook」を含む「Century (書体)」の記事については、「Century (書体)」の概要を参照ください。
- Century Schoolbookのページへのリンク