ゆうがお (夕顔)
●北アフリカが原産です。わが国へは平安時代に中国から渡来しました。長さ20メートルにもなる蔓を伸ばし、葉は心形で縁は掌状に浅裂します。7月から8月ごろ、葉腋に白色の雌花と雄花を咲かせます。花冠の先は5裂し、夕方に開いて翌日の午前中には凋みます。果実はうり状果で、長さ60~90センチになります。煮物や漬け物にされるほか、干瓢(かんぴょう)の原料にもなります。現在では栃木県が主産地となっています。
●ウリ科ユウガオ属の一年草で、学名は Lagenaria siceraria var.hispida。英名は Bottle gourd。
ひょうたん (瓢箪)
●「ユウガオ」の変種で、北アフリカが原産と考えられています。わが国へはおよそ1万年前、縄文時代に渡来しました。最古の栽培植物のひとつです。茎の長さは20メートルにもなり、雌雄同株で、夕方に白い花を咲かせます。果実は、乾燥させて食器や水筒、楽器などに利用されます。品種によって、果実のかたちもさまざまです。写真の品種は上から、「千成」、「UFO」、「つぼ」それに「いぼ」。
●ウリ科ユウガオ属の一年草で、学名は Lagenaria siceraria var.gourda。英名は Bottle gourd。
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