Bo Diddleyとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Bo Diddleyの意味・解説 

ボ・ディドリー

(Bo Diddley から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/15 01:25 UTC 版)

ボ・ディドリー
Bo Diddley
ボ・ディドリー (1997年)
基本情報
出生名 Ellas O.B. McDaniel
生誕 1928年12月30日
出身地 アメリカ合衆国ミシシッピ州マコム
死没 (2008-06-02) 2008年6月2日(79歳没)
アメリカ合衆国フロリダ州アーチャー
ジャンル ロックンロール
ブルース
職業 ミュージシャン
歌手
担当楽器 ギター
活動期間 1955年 - 2008年
レーベル チェッカー・レコード
公式サイト 公認サイト

ボ・ディドリーBo Diddley, 本名:エラス・O・B・マクダニエル, Ellas O.B. McDaniel, 1928年12月30日 - 2008年6月2日)は、アメリカロックンロールシンガーギタリストボ・ディドリー・ビートと称される強力なリズムを基調とした彼の独特のサウンドは、ブルースロックンロールの掛け橋となり、チャック・ベリーリトル・リチャードらとともにロックンロールの生みの親のひとりとして知られるようになった。ローリング・ストーンズU2、彼の名を「苗字」として冠したBO GUMBOSなど、数多くのロック・ミュージシャンが彼から影響を受けている。

ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第20位。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第37位、2011年の改訂版では第27位[1]

キャリア

1928年ミシシッピ州マコムに生まれる。実父ユージーン・ベイツは小作人であった。生後まもなく、実母エセル・ウィルソンのいとこガシー・マクダニエルに養子に出された。このため、義理の母親の姓を名乗るようになる。

本名はエラス・オサ・ベイツとされるが、ディドリーは2001年のインタビューで「オサ(Otha)は自分の名前ではない」と述べている[2]。英語版Wikipediaでは、ディドリーの本名をエラス・ベイツ・マクダニエルとしている。

1930年代半ばに、家族とともにイリノイ州シカゴに移住。

最初に手にした楽器はヴァイオリンであった。12歳のときに姉のルシールからギターをプレゼントされ、ギターも練習するようになった。 彼の芸名となった「ボ・ディドリー」はこの頃生まれたものである[注 1]

ジョン・リー・フッカーを耳にして感銘を受けたディドリーは、ヴァイオリンを止めてギターに専念するようになっていった。10代の頃からギターを手に路上で演奏活動を展開し、1950年代に入ると、マラカスのジェローム・グリーン、ハーモニカのビリー・ボーイ・アーノルドらとプレイするようになる。そして1955年チェス・レコード傘下のチェッカー・レコードと契約し、デビュー・シングル "Bo Diddley" b/w "I'm A Man" をリリースした。これがR&Bチャートのトップに昇りつめる大ヒットを記録し、一躍スターの地位を獲得する。

同年、黒人アーティストとしては初めて『エド・サリヴァン・ショー』への出演を果たすが、番組側から指定された曲の演奏を断り、自らのレパートリーを演奏したことから、以後出演禁止となってしまった。

以後、デビュー曲を越えるヒットは生まれなかったものの、"Crackin Up"1959年, R&Bチャート14位)、"Road Runner"1960年, 同20位)、"You Can't Judge A Book By The Cover"1962年, 同21位)などのヒットを飛ばした。

1967年"Ooh Baby"(R&Bチャート17位)以降はヒットこそなかったものの、演奏活動を続けた。1987年にはロックの殿堂入りを果たした。

来日は、1988年ロン・ウッドとのツアー、1992年ジャパン・ブルース・カーニバル1997年の単独ツアー、2001年ブルーノート東京公演がある。

1998年には映画ブルース・ブラザース2000』に出演している。

80歳を目前に控えても精力的にツアーをこなしていたが、2007年5月13日、公演先のアイオワ州カウンシルブラフスで、脳卒中のため入院した。5月末には退院したものの、後遺症を改善するためにリハビリ・センターに入所した。

2008年6月2日フロリダ州アーチャーの自宅にて心不全のため死去した[3]。79歳だった。

特徴

ボ・ディドリー・ビート

彼のサウンドは、トレードマークともいえるボ・ディドリー・ビートを前面に押し出しているのが特徴である。コードやメロディーは非常にシンプルなものが多く、リズムが彼の曲を形作っていると言っても過言ではない。このリズムは、例えばバディ・ホリー"Not Fade Away"のように他のアーティストによって引き継がれ、のちのロックにも大きな影響を与えた。

オープンEチューニングによって、指1本だけでコードを弾くことができた。また、ギターのキーは曲に合わせてカポタストで調節していた。

主にグレッチのギターを使用しており、彼のトレードマークともいえるボディが長方形のギターや、ジュピター・サンダーバードなど自身の要望・デザインでグレッチに発注した奇抜なデザインの変形ギターを使用することでも有名であった。なお、箱のようなボディーの形は、葉巻の空き箱を利用して作る米国の伝統的3弦(2弦、4弦もあり)スライドギターであるシガー・ボックス・ギター(en:Cigar Box Guitar:CBG)と酷似している。また、彼のオープン・チューニング、1本指奏法もシガー・ボックス・ギターのオープン・チューニング(主にGDGのオープンGだが決まりは無い)・ボトルネック奏法と共通している。更に、彼の名前ボ(-)・ディドリー(Bo Diddley)も伝統的な1弦スライド・ギター、ディドリー・ボウen:Diddley Bow)に因んでいることを思わせる。

ディスコグラフィ

脚注

注釈

  1. ^ その由来については、南部黒人スラングで「何でもない」を意味する、あるいは南部の黒人が弾いていた一弦ギター、ディッドレイ・ボウをもじったものであるなど諸説あるが、実のところはわかっていない。

出典

外部リンク


「Bo Diddley」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Bo Diddley」の関連用語

Bo Diddleyのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Bo Diddleyのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのボ・ディドリー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS