Binder.ChangeType メソッドとは? わかりやすく解説

Binder.ChangeType メソッド

指定されているオブジェクトの型を特定の型に変更します

名前空間: System.Reflection
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文構文

Public MustOverride Function
 ChangeType ( _
    value As Object, _
    type As Type, _
    culture As CultureInfo _
) As Object
public abstract Object ChangeType (
    Object value,
    Type type,
    CultureInfo culture
)
public:
virtual Object^ ChangeType (
    Object^ value, 
    Type^ type, 
    CultureInfo^ culture
) abstract
public abstract Object ChangeType (
    Object value, 
    Type type, 
    CultureInfo culture
)
public abstract function ChangeType (
    value : Object, 
    type : Type, 
    culture : CultureInfo
) : Object

パラメータ

value

新しい型に変更する値。

type

value変換後の新しい型。

culture

データ型強制変換制御するために使用する CultureInfo のインスタンスculturenull 参照 (Visual Basic では Nothing) の場合現在のスレッドCultureInfo使用されます。

メモメモ

たとえば、このパラメータでは、1000 を表す StringDouble 値に変換して指定する必要があります。これは、カルチャによって 1000表記異なるためです。

戻り値

指定されている値を新しい型で保持しているオブジェクト
解説解説

リフレクションは、共通の型システムにおけるアクセスに関する規則モデル化ます。たとえば、呼び出し元が同一アセンブリ内にある場合呼び出し元に内部メンバ対す特別なアクセス許可は必要ありません。それ以外場合は、呼び出し元に ReflectionPermission が必要です。このことは、プロテクト メンバプライベート メンバなどを検索する場合も同様です

一般原則として、データ失わないように、ChangeType は型の強制拡大変換だけを実行します。型の強制拡大変換の例としては、32 ビット符号付き整数値から 64 ビット符号付き整数値への強制変換あります。この変換は、データ失われる可能性がある、型の強制縮小変換とは区別されます。型の強制縮小変換の例としては、64 ビット符号付き整数から 32 ビット符号付き整数への強制変換あります

既定ChangeType実行される型の強制変換の一覧を次の表に示します

変換元の型

変換後の型

任意の

基本型

任意の

実装するインターフェイス

Char

UInt16、UInt32、Int32、UInt64、Int64、SingleDouble

Byte

Char、UInt16、Int16、UInt32、Int32、UInt64、Int64、SingleDouble

SByte

Int16、Int32、Int64、SingleDouble

UInt16

UInt32、Int32、UInt64、Int64、SingleDouble

Int16

Int32、Int64、SingleDouble

UInt32

UInt64、Int64、SingleDouble

Int32

Int64、SingleDouble

UInt64

SingleDouble

Int64

SingleDouble

Single

Double

参照渡し

参照渡し

プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照



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