BTC-プロダクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 09:06 UTC 版)
「2001年のイギリスツーリングカー選手権」の記事における「BTC-プロダクション」の解説
トップクラスへのエントリーが少ないため、この移行年度のグリッド数はスーパープロダクション仕様をベースとするプロダクションクラス(以前のクラスB)に大きく依存していた。 HTMLはロジャー・モーエンとサイモン・ハリソンを起用、プジョーのエントリーを主導し、テックスピード・モータースポーツもアニー・テンプルトンとポール・オニールを起用、プジョー・306を走らせた。ティーンエイジャーのトム・ボードマンは家族が運営するチームで5台目の306をドライブした。 バーウェル・モータースポーツは2台のホンダ・アコードを投入、元ワークスドライバーのジェームズ・ケイとピーター・ケイトを起用したが、ケイトは序盤3戦を戦っただけでサイモン・グリーヴスに取って代わられた。ティフ・ニーデルは8月のオウルトン・パーク戦で2台目のアコードをドライブしたが、ポイント対象外であった。このほか、トタル・コントロール・レーシングのジム・エドワーズ・ジュニアとシンクロ・モータースポーツのデイヴ・アランもアコードをドライブした。マーク・レーマはクロフトとスネッタートンでアランの代わりに出場した。 ホンダはまた、ビジネスマンのジョン・バチェラーのB&Qが支援する2台のインテグラも参戦させた。ドライバーはバチェラー自身(ジョン B&Qとしてエントリーした)とニック・ボーモント。ジョアンナ・クラークはバチェラーの代わりにシーズン半ばの3ラウンドに出場した。ニック・ジェームスも、2000年シーズン後半に使用されたインテグラで数ラウンドに出場した。 GRモータースポーツは4台のフォード・フォーカスを投入した。ギャレス・ハウエルとマット・ジャクソンが全戦に出場し、そしてベテランのリック・クレイマーとリチャード・メインズは何戦かを欠場した。後のチャンピオン、ゴードン・シェデンはノックヒルでメインズに代わって出場した。 GAヤンスピードはギャビン・パイパーとコリン・ブレアを起用、アルファロメオ・156を投入した。ロブ・コラードは自身のチームでルノー・クリオをドライブ、シリーズに復帰した。 クランフィールド・オートモーティヴは、ナショナルサルーンチャンピオンのトニ・ルオコネンとアンディ・ニートを起用、2台の三菱・カリスマを投入した。ジェームズ・レビーはオウルトン・パークで出場した。ビントクリフ・スポーツはマット・ケリーを起用し日産・プリメーラを投入したが、両チームともシーズン序盤の数戦に出場しただけで、参戦を断念した。シーズン後半、THモータースポーツがスティーブ・ウッドを起用してプロトン・サトリアでシルバーストンとブランズ・ハッチに出場した。
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