BGM盗作問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 15:42 UTC 版)
2011年3月9日付で、山本が音楽を担当していた『ドラゴンボール改』のBGMに「第三者の権利への抵触の可能性が疑われる楽曲」が複数存在しているとして、制作会社である東映アニメーションは問題の楽曲を差し替えると発表。実際の放送では音楽担当は、1981年開始の『Dr.スランプ アラレちゃん』から15年に渡って鳥山明原作のアニメで音楽を担当していた菊池俊輔で、全曲が菊池の曲に差し替えており、実質的な降板となった。盗作の指摘自体は2010年5月の時点で既にネット上で存在し、有志が検証を行っていた。 『ドラゴンボール改』におけるBGM盗作問題発覚後、所属事務所ウェブサイトの所属者一覧からプロフィールが削除されており、「Kenz」名義などで活動している。 BGM盗作問題の発覚以降、山本が過去に音楽を担当したゲームが移植された場合にBGMが差し替えられるケースがしばしば見られる。2015年6月11日にニンテンドー3DSで発売された『ドラゴンボールZ 超究極武闘伝』の初回封入特典に、山本が音楽を担当していた『ドラゴンボールZ 超武闘伝2』が遊べるダウンロード番号が配信されたが、こちらのBGMも差し替えられている。なお、これ以前の2013年11月7日に同じくニンテンドー3DSで発売された『バンダイナムコゲームスPRESENTS Jレジェンド列伝』に収録されている『超武闘伝2』は、元のオリジナルBGMがそのまま使われていた。 2018年2月1日にNintendo Switchで発売された『ドラゴンボール ファイターズ』の早期購入特典に、山本が音楽を担当していた『ドラゴンボールZ 超武闘伝』が遊べるダウンロードコードが封入されたが、こちらのBGMも差し替えられている。
※この「BGM盗作問題」の解説は、「山本健司」の解説の一部です。
「BGM盗作問題」を含む「山本健司」の記事については、「山本健司」の概要を参照ください。
- BGM盗作問題のページへのリンク