BGM制作と選曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:31 UTC 版)
「ルパン三世 カリオストロの城」の記事における「BGM制作と選曲」の解説
主題歌である「炎のたからもの」の曲の旋律による編曲バリエーションBGMが多数作成されている。またBGM選曲は、本作のために録音された楽曲のほか、TVシリーズや劇場版前作、サウンドトラックアルバムなどから幅広く選び出された。 結婚式の場面で流れるバッハのパストラーレ・ヘ長調・BWV590は既存のレコード音源の流用ではなく、本作の音楽録音の際にエレクトーンで録音、音に広がりを出すために、スピーカーで鳴らせた音をマイクで拾っていると大野雄二はインタビューで語る。 銭形警部とカリオストロ伯爵の面会シーンである、朝食の場面に使用されているBGMはバッハの管弦楽組曲四番第四楽章Menuett。城の舞踏会とその外で銭形隊がカップラーメンをすすっている場面のBGMは、ヨハン・シュトラウス2世作曲のウィーン気質(かたぎ)の第二ワルツである。 ルパンと銭形が地下牢獄から脱出するシーンで使用された「サンバ・テンペラード」は後のシリーズで何度もアレンジして使用され、現在では『ルパン三世』で屈指の人気を誇る楽曲となっている。また、前作「ルパン対複製人間」でも使用された「銭形マーチ」のアレンジが、銭形がICPO本部から退出する際のBGMとして使用されている。
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