BGMとしての利用と大衆文化への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/12 16:15 UTC 版)
「コロベイニキ」の記事における「BGMとしての利用と大衆文化への影響」の解説
この曲は、コンピュータゲーム『テトリス』のゲームボーイ版でBGMとして取り上げられ、ロシアだけでなく西側諸国の大衆文化にも影響を与えた。 日本ではカルビー「お好み焼きチップス」やbitflyer、関西電力「なっとくパック サーカス」篇のコマーシャルソングにメロディが起用された。またNHKの『みんなのうた』では、1973年10月に『あの踊りの輪の中に』という歌で紹介、作詞は東龍男、編曲は石川皓也が手掛け、歌はヤング101が担当した。 1992年、イギリスの作曲家、アンドルー・ロイド・ウェバーは、ドクタースピンの名前でこの曲のユーロダンスカバー曲『テトリス(Tetris)』をリリースし、イギリスのシングルチャートで6位を記録した。 アメリカ合衆国のロックバンドであるオズマは、2001年発表のアルバム『ザ・ダブル・ドンキー・ディスク (The Doubble Donkey Disc)』の中で、この曲のロックアレンジバージョンを発表した。 オーストラリアのアーティストであるヘドニック (Hedonix) は、サイケデリックトランスの楽曲『ドント・メス・ウィズ・テトリス (Don't Mess with Tetris)』を2004年に発表し、エレクトリック・パワー・ポール・レコーズからリリースされた。 ドイツのテクノグループであるスクーターは、2007年に発表したアルバム『ジャンピング・オール・オーバー・ザ・ワールド (Jumping All Over the World)』の楽曲『ホイッスリング・デイブ』の中で、コロベイニキをサンプリングして使用した。 スウェーデン出身のユーロビートアーティスト、ジョニー・ヤコブセン(ドクター・ボンベイ / カリート)が「Russkij Pusskij」の曲中に引用している。なおこの曲は「カリートがロシアにやって来る ダァ!ダァ!ダァ!」の邦題で日本盤では『世界はカリート!』に収録されている。 EXIT TUNESから発売された「ファミトラEX」にこの曲のリミックス版(コロブチカ Ryu* Remix)が収録されている。またこのリミックス版は2010年にアーケードゲーム「REFLEC BEAT」にも移植されている。 テトリス・ホールディング・LLCは、この曲のビデオゲーム等で使用する際の音響商標(sound trademark)をアメリカ合衆国特許商標庁で取得している。
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