AuthorizationStoreRoleProvider.ScopeName プロパティ

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

AuthorizationStoreRoleProvider.ScopeName プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

承認ストアのスコープ名を取得または設定します。

名前空間: System.Web.Security
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property ScopeName As
 String

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AuthorizationStoreRoleProvider
Dim value As String

value = instance.ScopeName

instance.ScopeName = value

C#

public string ScopeName { get;
 set; }

C++

public:
property String^ ScopeName {
    String^ get ();
    void set (String^ value);
}

J#

/** @property */
public String get_ScopeName ()

/** @property */
public void set_ScopeName (String value)

JScript

public function get ScopeName
 () : String

public function set ScopeName
 (value : String)

プロパティ値
承認ストアのスコープ名。

解説

ScopeName プロパティは、roleManager 構成セクションの providers セクションのプロバイダ インスタンスに対する scopeName 構成属性を使用して設定できます。

注意

HttpApplication オブジェクトが処理するすべての要求に単一の既定のロール プロバイダ インスタンスが使用されるので、複数の要求が同時に実行して、ScopeName プロパティ値を設定しようとする状況が生じる場合があります。ScopeName プロパティは、複数の書き込みに対してはスレッド セーフではありません。また、ScopeName プロパティの値を変更すると、アプリケーションの複数のユーザーに対して、予期しない動作が発生する場合があります。やむを得ない場合を除き、ユーザーに ScopeName プロパティの設定を許可するようなコードは作成しないことをお勧めします。ScopeName プロパティの設定を必要とするアプリケーションの例としては、複数のアプリケーションのロール データを管理するアプリケーションがあります。このような管理アプリケーションは、Web アプリケーションではなく、シングルユーザー アプリケーションにする必要があります。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AuthorizationStoreRoleProvider クラス
AuthorizationStoreRoleProvider メンバ
System.Web.Security 名前空間
その他の技術情報
ロール管理について