AssemblyBuilder.AddAssemblyReference メソッド

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

AssemblyBuilder.AddAssemblyReference メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

1 つのファイルについて生成されたソース コードが参照するアセンブリを追加します。

名前空間: System.Web.Compilation
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub AddAssemblyReference ( _
    a As Assembly _
)

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AssemblyBuilder
Dim a As Assembly

instance.AddAssemblyReference(a)

C#

public void AddAssemblyReference (
    Assembly a
)

C++

public:
void AddAssemblyReference (
    Assembly^ a
)

J#

public void AddAssemblyReference (
    Assembly a
)

JScript

public function AddAssemblyReference (
    a : Assembly
)

パラメータ

a

コード コンパイル単位またはアセンブリ コンパイルに含まれるソース ファイルによって参照されるアセンブリ。

解説

BuildProvider 実装は、入力アセンブリ内で型を参照するソース コードを生成する場合に AddAssemblyReference メソッドを使用します。

ASP.NET ビルド環境では、BuildProvider.ReferencedAssemblies プロパティ内のビルド プロバイダを使用して、参照に使用できるアセンブリの既定コレクションを初期化します。ビルド プロバイダが追加のアセンブリを参照するソース コードを生成する場合は、ビルド プロバイダは AddAssemblyReference メソッドを使用してそのアセンブリを追加します。ASP.NET ビルド環境は、アセンブリのコンパイル中に外部の型を解決します。その際、ビルド プロバイダによって追加された参照アセンブリ、および参照に使用できるアセンブリの既定コレクションの両方を使用します。

通常、BuildProvider オブジェクトが GenerateCode メソッド内の AssemblyBuilder オブジェクトにソース コードを追加します。ビルド プロバイダが外部の型を使用するソース コードを生成する場合、ビルド プロバイダは AssemblyBuilder.AddAssemblyReference メソッドを使用してその型のアセンブリを追加します。

独自のファイルの種類に対し、BuildProvider インスタンスによって生成されたソース コードに必要な参照アセンブリを追加するには、AddAssemblyReference メソッドを使用します。プロジェクト内で複数のファイルの種類にまたがる参照アセンブリを設定するには、compilation の assemblies 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) 構成要素を使用します。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AssemblyBuilder クラス
AssemblyBuilder メンバ
System.Web.Compilation 名前空間
ReferencedAssemblies
その他の技術情報
compilation の assemblies 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)