アルミノプロフェン
分子式: | C13H17NO2 |
その他の名称: | アルミノプロフェン、Alminoprofen、α-Methyl-4-[(2-methyl-2-propenyl)amino]benzeneacetic acid、4-[(2-Methyl-2-propenyl)amino]hydratropic acid、2-[4-(Methallylamino)phenyl]propionic acid、2-[4-(Methallylamino)phenyl]propanoic acid、ミナルフェン、Minalfen |
体系名: | 2-[4-(メタリルアミノ)フェニル]プロピオン酸、2-[4-(メタリルアミノ)フェニル]プロパン酸、α-メチル-4-[(2-メチル-2-プロペニル)アミノ]ベンゼン酢酸、4-[(2-メチル-2-プロペニル)アミノ]ヒドロアトロパ酸 |
アルミノプロフェン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 03:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動 ![]() アルミノプロフェンの分子構造。カルボキシ基の隣の炭素がキラル中心である。 |
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![]() アルミノプロフェンの立体構造。 |
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
Drugs.com | 国別販売名(英語) International Drug Names |
識別 | |
CAS番号 |
39718-89-3 ![]() |
ATCコード | M01AE16 (WHO) |
PubChem | CID: 2097 |
ChemSpider | 2013 ![]() |
UNII | 0255AHR9GJ ![]() |
KEGG | D01513 ![]() |
ChEBI | CHEBI:31190 ![]() |
ChEMBL | CHEMBL1765293 ![]() |
化学的データ | |
化学式 | C13H17NO2 |
分子量 | 219.28 g·mol−1 |
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アルミノプロフェン(alminoprofen)は、プロピオン酸系のCOX阻害薬の1種である。
構造・性質
アルミノプロフェンの分子式はC13H17NO2で、分子量は219.28である[1][2]。構造から明らかなように、分子内にキラル中心を1つ持っており、したがって1組の鏡像異性体が存在する。
医薬品
アルミノプロフェンは、いわゆるNSAIDsに分類される医薬品の1つであり、他の多くのプロピオン酸系のCOX阻害薬と同様に、ラセミ体のままで用いられてきた[注釈 1]。作用機序は一般的なプロピオン酸系のCOX阻害薬と同様に、シクロオキシゲナーゼを阻害する点にある[3]。このため、アルミノプロフェンを使用すると、鎮痛や発熱時の解熱などの生理作用が出る。
脚注
注釈
- ^ プロピオン酸系のCOX阻害薬で、光学分割して用いられるようになった例としては、フルルビプロフェンが挙げられる。なお、光学分割してS体だけにしたフルルビプロフェンは、そのままエスフルルビプロフェンと呼ばれて用いられている。
出典
- Alminoprofenのページへのリンク