AU部隊への攻撃
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「アフリカ連合ダルフール派遣団」の記事における「AU部隊への攻撃」の解説
ウィキニュースに関連記事があります。ダルフールで反政府勢力が停戦監視団を襲撃 ダルフール―AU監視部隊員、反政府勢力により解放 2005年10月10日スーダン人の反乱グループからの AU部隊員の解放にJEMが協力した。9日に18人が誘拐され、救援部隊の20人も監禁されていた。AU より JEM の分派が関与しているとして非難されたが、司令官のムハンマド・サレフはそれを否定した。 サレフは2005年4月時点でJEMの軍事部門の長だったが、指導部から分離し、自派の交渉への参加を要求している。サレフはロイター通信に対し「我々はAUが我々の地方から離れることを望み、彼らが行き来しないように警告した。AUに何が起ころうと関知しないし、気に掛けない。いまやAUは紛争の当事者だ」と述べた。 BBC特派員のジョナー・フィッシャーによれば AU部隊との交戦はありふれたものとなっている。援助団体は平和維持軍がいるだけで発砲されるとして AU関係者の同行を拒否していることも注目される。この前週に AU部隊員3人が SLA からとみられる攻撃で死亡しており、この地域での AU の最初の犠牲者となっていた。コフィー・アナンはジュネーヴで「反政府派と政府の両方は、こうした事件が続けば、人道支援と物資の支給はやむだろうということを理解すべきである」と語った。 これら攻撃を受けて2005年11月AUとスーダン政府はカナダからの105台の装甲兵員輸送車(AVGP)の展開について合意し、これらの装甲車は11月17日に到着予定であった。和平交渉の第7ラウンドは11月20日に始められた。
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