AKB48について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 07:56 UTC 版)
AKB48 27thシングル選抜総選挙後のスポーツ報知の取材で「AKB48は永続的に残り続ける可能性のあるグループである。」と述べている。田中は「総選挙はまさに大相撲の番付で実力(人気)で決まるから透明性が高い」「専用劇場を本拠地としているのは宝塚歌劇団と同じ」「コアなファンに支持されていることは演歌と同じ」と指摘している。 田中は流行・文化は経済情勢を反映するとしており、「AKB48はデフレカルチャーの中心にいる存在」「(AKB48は)デフレに強いビジネスモデル」と分析し、「(AKB48以外にも)特典商法は多くの歌手がやっている。歌手やビジネスに問題はない」と指摘している。田中の話によれば「デフレは貨幣的現象であり、需給ギャップによって生じる。AKB48のビジネスモデルはデフレをもたらす原因ではなく、デフレの結果でしかない」「全体で数千億円単位の大きさしかないアイドル市場に日本の景気を左右する力は無い」と分析している。 田中自身は「デフレ経済には文化的にあまり好ましい影響を見出していない」と述べている。田中は「AKBは『会いに行けるアイドル』というコンセプトと、メンバーが成長する姿をファンが見守っていくという物語性は優れているが、消費行動が多様化した時に沈む可能性がある」と指摘している。田中は2013年時点で「リフレ政策は成功してもらいたいが、AKB48をはじめとするアイドルグループには消滅してほしくない」と述べている。
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