ARV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/12 06:10 UTC 版)
ARV
- 平均整流値 (Average rectified value)
- 装甲回収車 (Armoured Recovery Vehicle)
- エチオピアの少数言語アルボレ語のISO 639言語コード
- 欧州宇宙機関の有人宇宙船構想、Advanced Re-entry Vehicle
- アメリカ合衆国で開発中の無人戦闘ロボット、XM1219 Armed Robotic Vehicle Vehicle Assault Light (ARV-A-L)
- イギリスの特殊警察車両Armed Response Vehicle
- 抗レトロウィルス薬 (Antiretrovirals)
ARV(Aust)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/11 06:58 UTC 版)
「M31 戦車回収車」の記事における「ARV(Aust)」の解説
また、オーストラリアでは英軍仕様のM3中戦車(リー・グラント中戦車)を供給された中から独自に戦車回収車を制作しており、「ARV(Aust)」の名称で装備している。この車両はM31に類似しているが、補助エンジンを搭載し、ウィンチ(牽引力28,000ポンド(12.7トン)のみでクレーンを装備せず、車体後部上面にウィンチワイヤ展長用のローラーを備え、車体後面には6つの刃を持つ箱枠形の駐鋤が装着されている。ARV(Aust)は1942年8月に試作1号車(ARV(Aust)No.1)が完成し、実用試験の成功を受けて16両、後に増加され24両が発注されたが、部品の供給不足により生産が遅延、1943年4月にようやく生産1号車が完成した。生産車は試作2号車(ARV(Aust)No.2)で取り入れられた改良点を踏まえ、1,680ポンド(762kg)の牽引力を持つ補助ウィンチが追加装備され、更に生産2号車よりは補助エンジンを廃止してウィンチの動力を走行用プロペラシャフトから取る方式に変更している。 1943年8月までに6両が完成し、同年9月上旬には生産7号車が完成した。しかし、オーストラリア軍が主に想定している戦場はニューギニアを始めとしたジャングル地帯であり、中大型の装甲車両の運用には不向きであった。実際に1944年に行われた実地試験での成果は芳しくなく、中~大型戦車の戦力整備の優先度は低い、とされてARV(Aust)の量産も1944年11月に生産8号車を持って打ち切られ、1946年には全車が除籍された。
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