7.5cm対戦車自走砲型とは? わかりやすく解説

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7.5cm対戦車自走砲型(RSO/PaK40)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 14:45 UTC 版)

RSOトラクター」の記事における「7.5cm対戦車自走砲型(RSO/PaK40)」の解説

1943年シュタイアー社の提案に基づき、RSO/02をベースに7.5cm対戦車砲 PaK 40搭載した自走砲型が製作された。 7.5cm PaK40/4 auf Raupenschlepper, Ost(Sf)(7.5cmPaK40/4搭載東部装軌式牽引車自走式))と名付けられ車両は、通常型キャビン取り払い運転席周りは5mm厚の装甲施した開放式で、後部には木製折りたたみ式足場設けられていた。搭載されたPaK40は360度旋回が可能であるが、通常の牽引型の防盾(試作型ではそのまま先行量産型では下部延長)を持つのみで、防御力はごく限られたのだった。なお、荷台(砲搭載部)に幌を張り輸送型RSOもしくは輸送トラック偽装することもできた。 1943年9月先行量産型50両が発注された。さらにこれがヒトラーの目に止まり1944年3月以降大々的量産されることが計画された。この計画では3月月産60両を皮切りに量産体制整え7月以降月産400両を目指すことになっていた。しかし、南部軍集団5つ戦車駆逐大隊送られ先行量産型実用試験結果、他の自走砲比べ損害際立って多く量産計画取り消された。前線配備され先行量産車は、砲を降ろして再度輸送車として用いられた。 実用試験での評価によれば防御力乏しさ走行速度低さの他に、砲の搭載位置が高い上に走行装置華奢なために、発砲時の動揺大きく、また車高があるために発見されやすく被弾しやすい、という欠点指摘されている。

※この「7.5cm対戦車自走砲型(RSO/PaK40)」の解説は、「RSOトラクター」の解説の一部です。
「7.5cm対戦車自走砲型(RSO/PaK40)」を含む「RSOトラクター」の記事については、「RSOトラクター」の概要を参照ください。

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