300年前の世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:09 UTC 版)
「3×3 EYES」の記事における「300年前の世界」の解説
前鬼眼王 先代の鬼眼王。300年前まで数千年以上、三只眼の王として聖地に君臨した。シヴァの父親でもある。4本の腕を持つ非常に小柄な三只眼だが、強大な霊力を持ち、聖地を恐怖と暴力で支配した。 約3000年前、反旗を翻した妻ウシャスを縛妖陣で亜空間に追放した。 300年前、人化の法の事故により息子シヴァに全ての力を奪い取られ人間となる。不本意ながらシヴァを新たなる鬼眼王と認め、シヴァを殺そうとしたスカニヤーを阻止し絶命する。 スカニヤーの命を救っている事から、元の人格はさほど凶悪ではなかった模様。なお、彼の名も息子と同じ『シヴァ』であったらしい。 ガネーシャ 前鬼眼王の无。象頭人身の妖怪で顔は梵字が書かれた布で隠している。言葉遣いは丁寧だが残忍な性格で弱者を弄ぶのを好む。各種獣魔術を駆使する。鬼眼王の无であるだけに、人化の法の本性も知っていた。 シヴァの事を嫌っていたが、前鬼眼王が人間になったことで无の力を失った際、新たに鬼眼王になったシヴァに殺される。 スカニヤー 前鬼眼王の側近の女憑魔。弱妖達と一緒にいたパールバティー三世を捕らえる役目を担った。鬼眼王となったシヴァを認めず、シヴァと憑魔合身して力を奪おうとするが、前鬼眼王により憑魔の力を消失させられ制止された。それを目撃した八雲の話から、「三只眼」が「合身抑止の術」を完成する。 パールバティー三世 パールバティー四世(パイ)の母親。残忍な三只眼達の中で唯一優しく清い心を持ち、聖地の弱妖達に慕われていたが、人化の法によって人間となる。人格を分裂させ続けることで常に若々しさを保ち続ける「人格分裂型三只眼」で、その能力は娘である「三只眼」に受け継がれた。「シヴァの爪」は、彼女の人格を封じるためにシヴァが作ったもの。 エル=マドゥライ パールバティー三世の无。人間に近い姿を持つ女妖怪。気丈で戦闘的な性格。 獣魔術を駆使し、主のパールバディー三世を守るためにガネーシャと度々衝突し、人化の法を阻止するため、仲間と共に儀式の場に乱入する。パールバティー三世の人化に伴い本来の妖怪に戻ったようである。その後の消息は不明。 実はベム=マドゥライの初めての子供で、彼が唯一戦う力を残した娘でもある。幼少時は父親の師であるベナレスを慕っていたらしい。ベナレスが大地に封印されてから聖地へ赴き、无となったようである。 彼女の記憶をシヴァが読み取り、ベナレスを復活させる一因となった。
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