2021年参議院補欠選挙
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「山﨑真之輔」の記事における「2021年参議院補欠選挙」の解説
2021年5月14日、参議院議員の岩井茂樹が、任期満了に伴う静岡県知事選挙に立候補するため辞職。同年6月20日に行われた知事選で、山﨑は現職の川勝平太の政策・広報戦略を担当。川勝は岩井を下し4期目の当選を果たした。6月24日、山﨑が、岩井の辞職に伴う参議院静岡県選挙区補欠選挙に立候補する意思を固めたことが報じられた。7月30日、立候補を正式に表明。 同年8月17日、自民党静岡県連は同補選に御殿場市長の若林洋平を擁立すると発表した。8月24日、山﨑は県議を辞職。8月30日、日本共産党は党県常任委員の鈴木千佳を公認候補として擁立すると発表した。立憲民主党と共産党は秋の衆院選の候補者一本化を推し進めている頃であり、山﨑陣営からは最後に出馬表明した鈴木への恨み節が聞かれたが、共産党県委員会の山村糸子委員長は静岡新聞社の取材に「山崎氏から(共闘の)打診はなく、独自の候補を立てた。最初から共闘の扉は閉ざされていた」と話した。 同年10月7日、参議院補選が公示。山﨑は国民民主党・立憲民主党・連合静岡の推薦を受けて無所属で立候補。そのほか、自民党公認・公明党推薦の若林、共産党公認の鈴木が立候補した。10月4日に首相になったばかりの岸田文雄は公示日に静岡県入りし、若林の応援に入った。岸田は10月21日にも静岡に入り、浜松市で遊説するなど力を注いだ。10月初旬、自民党は「若林が山﨑を大きく引き離す」という調査結果を出した。静岡新聞社は同月15日~17日の3日間、電話による世論調査を実施。県内各地の取材を加味して情勢を探り、同月18日、「若林がやや先行し、山﨑が猛追」と報じた。野党共闘が崩れたこともあり、自民党内部では当初から「勝って当然」との楽観論があった。 同年10月24日、投開票。山﨑は若林に5万票近い差をつけ、初当選を果たした。任期は2022年7月25日まで。2021年11月4日、参院会派「国民民主党・新緑風会」は、山崎の入会を参院事務局に届け出た。
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