2019年のインディカー・シリーズとは - わかりやすく解説 Weblio辞書

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2019年のインディカー・シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/04/17 14:44 UTC 版)

2019年のインディカー・シリーズ
前年:	2018	翌年:	2020

ジョセフ・ニューガーデン（左）が自身2度目のタイトルを獲得した。サイモン・パジェノ（右）が2位となった。

2019年のNTT・インディカー・シリーズ (2019 NTT IndyCar Series) は、インディカー・シリーズの24年目のシーズンとなる。第103回インディアナポリス500マイルレースはシリーズ6戦目として5月26日に開催され、サイモン・パジェノが優勝した。

ジョセフ・ニューガーデンが自身2度目のドライバーズタイトルを、ホンダは2年連続でマニファクチャラーズタイトルを獲得した。ルーキー・オブ・ザ・イヤーはフェリックス・ローゼンクヴィストが獲得した。

シリーズのニュース

2018年3月21日、NBCスポーツは、ABCとNBCスポーツのケーブルネットワークNBCSNに分かれていた放映権に代わって、新たに3年間の契約の下、全米における唯一の放映権者となったことを発表した。（このシリーズへの関与は、コムキャストがNBCを買収する前のバーサスとしての期間）。シーズンごとにインディ500（ABCの放送は54回で終了した。）を含む8つのレースがNBCで放映され、補足のデジタルコンテンツがNBCスポーツのサブスクリプションであるNBCスポーツ・ゴールドを通じて配信される。以前の契約と同様に、レースの大部分はNBCSNで放送される^[1]^[2]^[3]。
2018年11月5日、インディカーはシリーズの国際的なメディアの権利を管理するためにインディカー・メディアと呼ばれる新しい部門を設立したことを発表した（ESPNインターナショナルの後継）^[4]。
2018年11月27日、インディカーは9年にわたって公式に燃料供給を行っていたスノコがNASCARとNHRAの燃料パートナーシップに集中することを選択したため、同社に代わってスピードウェイが2019年からインディカーの公式燃料プロバイダーとなる複数年のスポンサー契約に署名したことを発表した^[5]。
シリーズは新しい2021年のエンジン開発に集中しているため、すべてのエントラントは2020年シーズンまで2018年仕様のエンジンを使用する^[6]。
2018年12月17日、ジェイ・フライがインディカーの社長に昇任したことが発表された^[7]。
2019年1月15日、インディカーは新たなシリーズタイトルスポンサーおよびインディアナポリス500の公式テクノロジーパートナーとしてNTTと複数年の契約を結んだことを発表した^[8]^[9]。ベライゾン・コミュニケーションズとは2018年のシーズン終了後、シリーズのタイトルスポンサーシップを終了した^[10]。
2019年2月6日、ファイアストンがシリーズ唯一のタイヤサプライヤーとしての契約を2025年シーズンまで延長したことが発表された^[11]。

参戦チーム・ドライバー

以下のチームとドライバーが2019年シーズンを戦う。全チームがシャシーはダラーラ・IR18、タイヤはファイアストンを使用する。


チーム	エンジン	No.	ドライバー	出場ラウンド
A.J.フォイト・エンタープライズ	シボレー	4	マテウス・レイスト^[12]	全戦
A.J.フォイト・エンタープライズ	シボレー	14	トニー・カナーン^[12]	全戦
アンドレッティ・オートスポーツ	ホンダ	25	コナー・デイリー^[13]	6, 17
		26	ザック・ビーチ^[14]	全戦
		27	アレクサンダー・ロッシ^[15]	全戦
		28	ライアン・ハンター＝レイ^[16]	全戦
アンドレッティ・ハータ・オートスポーツウィズマルコ・アンドレッティ & カーブ・アガジャニアン^[17]		98	マルコ・アンドレッティ^[18]	全戦
アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ^[19]	ホンダ	5	ジェームズ・ヒンチクリフ^[20]	全戦
		7	マーカス・エリクソン^[21] R	1-15, 17
		7	コナー・デイリー^[22]	16
メイヤー・シャンク・レーシングウィズアロー・シュミット・ピーターソン^{[N 1]}		60	ジャック・ハーベイ^[23]	1-6, 10, 13, 16-17
モトゲーター・チーム・スタンジ・レーシングウィズアロー・シュミット・ピーターソン		77	オリオール・セルビア^[24]	6
カーリン	シボレー	23	チャーリー・キンボール^[25]	1, 6, 9, 14-17
		31	パトリシオ・オワード^[26] R	2-8, 10
			セージ・カラム^[27]	11-12
			RC・エナーソン^[28] R	13
		59	マックス・チルトン^[25]	1-8, 10-11, 13, 16-17
		59	コナー・デイリー^[29]	9, 12, 14-15
チップ・ガナッシ・レーシング	ホンダ	9	スコット・ディクソン^[30]^[31]	全戦
チップ・ガナッシ・レーシング	ホンダ	10	フェリックス・ローゼンクヴィスト^[32] R	全戦
クロウソン-マーシャル・レーシング^[33]	シボレー	39	ピッパ・マン^[34]	6
デイル・コイン・レーシング	ホンダ	19	サンティノ・フェルッチ^[35]^[36] R	全戦
デイル・コイン・レーシングウィズバード/ホリンガー/ベラルディ		33	ジェームス・ディヴィソン^[37] R ^{[N 2]}	6
デイル・コイン・レーシングウィズバッサー-サリバン		18	セバスチャン・ボーデ^[38]	全戦
ドラゴンスピード^[39]	シボレー	81	ベン・ハンリー^[40]^[41] R	1, 3, 6
ドレイヤー & レインボールド・レーシング	シボレー	24	セージ・カラム^[42]	6
ドレイヤー & レインボールド・レーシング	シボレー	48	J.R.ヒルデブランド^[43]	6
エド・カーペンター・レーシング	シボレー	21	スペンサー・ピゴット^[44]	全戦
エド・カーペンター・レーシング		20	エド・カーペンター^[45]	6, 9, 12, 14-15
エド・カーペンター・レーシングスクーデリア・コルサ^[46]^[47]		20	エド・ジョーンズ	1-5, 7-8, 10-11, 13, 16-17
エド・カーペンター・レーシングスクーデリア・コルサ^[46]^[47]		63	エド・ジョーンズ	6^[48]
ハーディング・スタインブレナー・レーシング	ホンダ^[49]	88	コルトン・ハータ R	全戦
ユンコス・レーシング^[50]	シボレー	32	カイル・カイザー^[51]^[52] R	2, 6
マクラーレン・レーシング	シボレー^[53]	66	フェルナンド・アロンソ^[54] R ^{[N 3]}	6
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング	ホンダ	15	グラハム・レイホール^[55]	全戦
		30	佐藤琢磨^[56]	全戦
		42	ジョーダン・キング^[57]	6
チーム・ペンスキー	シボレー	2	ジョセフ・ニューガーデン^[58]	全戦
		3	エリオ・カストロネベス^[59]	5-6
		12	ウィル・パワー	全戦
		22	サイモン・パジェノ^[60]	全戦

R ルーキー

チームの変更

2018年9月19日、ジョージ・マイケル・スタインブレナー4世がオーナーのスタインブレナー・レーシングがハーディング・レーシングと協力し、ハーディング・スタインブレナー・レーシングという名称で2台体制で参戦すると発表した^[61]。2月11日、チームの2台目のエンジンリースはインディアナポリス500専用であることが明らかになった^[62]。
メイヤー・シャンク・レーシングは、2018年に6レースのスケジュールを実行した後、ドライバーのジャック・ハーヴェイとともにシーズンで10レースに参戦を拡大した^[23]。
2018年10月17日、エド・カーペンター・レーシングとスクーデリア・コルサはエド・ジョーンズを起用しすべてのロードコース、ストリートコースおよびインディ500に参戦することを発表した^[63]。
2018年11月10日、マクラーレン・レーシングがフェルナンド・アロンソを起用して2019年のインディ500でインディカー・シリーズに復帰することが発表された。2018年11月26日、マクラーレンのエンジンはシボレーによって供給されることが明らかになった^[53]。
2018年12月6日、ハーディング・スタインブレナー・レーシングはシボレーエンジンでの2シーズンの後、2019年シーズン以降ホンダエンジンに切り替えることを発表した^[64]。
2018年12月17日、ドラゴンスピードは2019年にインディ500を含む5戦でインディカーにデビューすることを発表した。エンジンはシボレーを搭載し、ベン・ハンリーを起用する。ハンリーはチームとともにインディカーにデビューした^[65]。
ドレイヤー & レインボールド・レーシングは2019年2月28日に4年目となるドライバーのセージ・カラムを継続起用し、再びインディ500に参戦することを発表した^[42]。4月22日、チームはJ.R.ヒルデブランドが2年連続でチームに復帰し、インディ500に参戦することを発表した。今回はダン・ガーニーを称えて車番は48となる。

ドライバーの変更

2018年のインディ・ライツチャンピオンのパトリシオ・オワードと2位のコルトン・ハータは、ハーディング・レーシングから2018年シーズンの最終戦ソノマに出場した後、ハーディング・スタインブレナー・レーシングからフル参戦することが発表された。しかし2月11日、チームはオワードのフル参戦プログラムをサポートできなくなったため、オワードはHSRと別れた。オワードは後にカーリンに移り、31番車で13戦に出場することが発表された。この中にはチャーリー・キンボールが23番車で出場するインディ500に3号車として出場するのも含まれる^[26]。
2018年9月28日、チップ・ガナッシ・レーシングは、2019年シーズンのドライバーとしてフェリックス・ローゼンクヴィストと契約したことを発表した。彼はエド・ジョーンズに代わって10番車をドライブする^[32]。
2018年10月17日、エド・カーペンター・レーシングはジョーダン・キングに代わってエド・ジョーンズがロードコースおよびストリートコースで20番車をドライブすることを発表した。ジョーンズはまた63番車でインディ500に参戦、エド・カーペンターが20番車でオーバルコースに参戦することも発表した^[66]。
2018年10月30日、シュミット・ピーターソン・モータースポーツは、F1ドライバーのマーカス・エリクソンが2019年シーズンにチームに加わり、事故で出場不能となったロバート・ウィケンズと交代することを発表したが、エリクソンはウィケンズの6番車ではなく7番車をドライブする。ウィケンズの6番車は「彼が望んでいて、復帰できるとき」に備えて空席のままである^[67]。
2018年11月14日、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングはジョーダン・キングがインディ500に出場するためチームに参加すると発表した。
2019年1月30日、アンドレッティ・オートスポーツはコナー・デイリーがインディ500に出場するためチームに加わることを発表した^[13]。2019年8月8日、アンドレッティ・オートスポーツはデイリーがラグナ・セカでのシーズン最終戦に出場するためチームに復帰すると発表した^[68]。
2019年5月31日、トレヴァー・カーリンは、パトリシオ・オワードがアイオワ戦とゲートウェイ戦に出場しないことを明らかにしたが、カーリンの2号車はこれらの2つのイベントに出場する。6月下旬、レッドブルはスーパーフォーミュラのTEAM MUGENで、オワードがダニエル・ティクトゥムに代わって出場すると発表した。この別シリーズへの転向と、インディでのクラッシュ後のよく知られた予算制限により、オワードのインディカーシリーズにおけるルーキーシーズンはわずか8レースで幕を閉じた。7月2日にカーリンはセージ・カラムがトロント戦で31番車をドライブすると発表し、それはアイオワ戦まで延長された。7月23日、カーリンはRC・エナーソンがミッドオハイオ戦で31番車をドライブすると発表した。チャーリー・キンボールはゲートウェイとポートランドの終盤2戦で31番車をドライブし、彼の参戦は予定の5戦から7戦に拡大した。
2019年6月4日、カーリンはマックス・チルトンがテキサス、アイオワ、ポコノ、ゲートウェイでのシーズン終盤の4つのオーバルイベントに出場しないことを発表した。同日、テキサス戦での59番車のドライバーとしてコナー・デイリーが発表され、59番車は引き続きフルシーズン出場する。8月12日、デイリーがポコノとゲートウェイで59番車の最後の2つのオーバルレースに出場することが発表された。
2019年8月29日、スパでのF1レースでマーカス・エリクソンがアルファロメオからリザーブドライバーに召集されたことが発表された。コナー・デイリーは同時にエリクソンの後任としてポートランド戦に出場することが発表された^[22]。

開催スケジュール

Rd.	開催日	レース	サーキット	開催地
1	3月10日	ファイアストン・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグ	R セントピーターズバーグ市街地コース	フロリダ州セントピーターズバーグ
2	3月24日	インディカー・クラシック^[69]^[70]	R サーキット・オブ・ジ・アメリカズ	テキサス州オースティン
3	4月7日	ホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマプレゼンテッドバイアムファースト	R バーバー・モータースポーツ・パーク	アラバマ州バーミングハム
4	4月14日	アキュラグランプリ・オブ・ロングビーチ^[71]	R ロングビーチ市街地コース	カリフォルニア州ロングビーチ
5	5月11日	インディカー・グランプリ	R インディアナポリス・モーター・スピードウェイ - ロードコース	インディアナ州スピードウェイ
6	5月26日	第103回インディアナポリス500マイルレースプレゼンテッドバイゲインブリッジ^[72]	O インディアナポリス・モーター・スピードウェイ - オーバルコース	インディアナ州スピードウェイ
7	6月1日	シボレー・デトロイト・グランプリプレゼンテッドバイリアー・コーポレーション	R ベル・アイル・パーク市街地コース	ミシガン州デトロイト
8	6月2日	シボレー・デトロイト・グランプリプレゼンテッドバイリアー・コーポレーション	R ベル・アイル・パーク市街地コース	ミシガン州デトロイト
9	6月8日	DXC テクノロジー 600	O テキサス・モーター・スピードウェイ	テキサス州フォートワース
10	6月23日	REVグループ・グランプリ・アット・ロード・アメリカ^[73]	R ロード・アメリカ	ウィスコンシン州エルクハートレイク
11	7月14日	ホンダ・インディ・トロント	R エキシビション・プレイス市街地コース	オンタリオ州トロント
12	7月20日/21日^{[N 4]}	アイオワ300	O アイオワ・スピードウェイ	アイオワ州ニュートン
13	7月28日	ホンダ・インディ200 アットミッドオハイオ	R ミッドオハイオ・スポーツカーコース	オハイオ州レキシントン
14	8月18日	ABCサプライ500	O ポコノ・レースウェイ	ペンシルベニア州ロングポンド
15	8月24日	ボンマリト・オートモーティヴ・グループ500 プレゼンテッドバイアクサルタアンドバルボリン	O ワールドワイド・テクノロジー・レースウェイ・アット・ゲートウェイ	イリノイ州マディソン
16	9月1日	グランプリ・オブ・ポートランド	R ポートランド・インターナショナル・レースウェイ	オレゴン州ポートランド
17	9月22日	ファイアストン・グランプリ・オブ・モントレー	R ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ	カリフォルニア州モントレー

O ショートオーバル/スーパースピードウェイ

R ロードコース/市街地サーキット

スケジュールの変更及び注

2018年6月22日、ISMレースウェイでのフェニックス戦は2019年のスケジュールから外れることが発表された^[74]。
2018年6月24日、インディカーとロード・アメリカは3年間の契約延長を発表し、2021年シーズンまでサーキットを契約状態に維持した^[75]。
2018年7月17日、ラグナ・セカが3年契約でスケジュールに追加され、2019年シーズンのフィナーレになることが発表された^[76]。このイベントは、インディ・グランプリ・オブ・ソノマに取って代わる^[77]。ラグナ・セカでのレースは2004年のチャンプカー・シーズン以来となる。
2018年7月30日、アイオワ300が土曜日のナイトレースに戻ることが発表された^[78]。
2018年8月10日、ポコノ・レースウェイが2019年スケジュールに戻ることが発表された^[79]。
2018年8月16日、インディカーのスティーブン・スタークスへのインタビューにより、ポートランドのスケジュール復帰が明らかになり、バーバーの日程は4月上旬に移動する可能性があった^[80]。
2018年8月23日、テキサス・モーター・スピードウェイは、2022年までインディカー・シリーズを開催する複数年契約を確認した。
2018年9月4日、2019年3月24日のレースがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されることが発表された^[81]。オースティン・アメリカン・ステーツマン紙は、5年間の契約が成立したことを伝えた。

レース結果

Rd.	レース	ポールポジション	ファステストラップ	最多ラップリード	優勝			レポート
Rd.	レース	ポールポジション	ファステストラップ	最多ラップリード	ドライバー	チーム	マニファクチャラー	レポート
1	セントピーターズバーグ	ウィル・パワー	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
2	オースティン	ウィル・パワー	コルトン・ハータ	ウィル・パワー	コルトン・ハータ	ハーディング・スタインブレナー・レーシング	ホンダ	詳細
3	バーミンガム	佐藤琢磨	ウィル・パワー	佐藤琢磨	佐藤琢磨	レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング	ホンダ	詳細
4	ロングビーチ	アレクサンダー・ロッシ	ライアン・ハンター＝レイ	アレクサンダー・ロッシ	アレクサンダー・ロッシ	アンドレッティ・オートスポーツ	ホンダ	詳細
5	インディアナポリスGP	フェリックス・ローゼンクヴィスト	パトリシオ・オワード	スコット・ディクソン	サイモン・パジェノ	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
6	インディ500	サイモン・パジェノ	スコット・ディクソン	サイモン・パジェノ	サイモン・パジェノ	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
7	デトロイト 1	アレクサンダー・ロッシ^{[N 5]}	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
8	デトロイト 2	ジョセフ・ニューガーデン^{[N 6]}	サイモン・パジェノ	スコット・ディクソン	スコット・ディクソン	チップ・ガナッシ・レーシング	ホンダ	詳細
9	テキサス	佐藤琢磨	佐藤琢磨	ライアン・ハンター＝レイ	ジョセフ・ニューガーデン	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
10	ロード・アメリカ	コルトン・ハータ	コルトン・ハータ	アレクサンダー・ロッシ	アレクサンダー・ロッシ	アンドレッティ・オートスポーツ	ホンダ	詳細
11	トロント	サイモン・パジェノ	マーカス・エリクソン	サイモン・パジェノ	サイモン・パジェノ	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
12	アイオワ	サイモン・パジェノ	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
13	ミッドオハイオ	ウィル・パワー	ジェームズ・ヒンチクリフ	スコット・ディクソン	スコット・ディクソン	チップ・ガナッシ・レーシング	ホンダ	詳細
14	ポコノ	ジョセフ・ニューガーデン^{[N 7]}	ウィル・パワー	サイモン・パジェノ	ウィル・パワー	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
15	ゲートウェイ	ジョセフ・ニューガーデン	ジョセフ・ニューガーデン	サンティノ・フェルッチ	佐藤琢磨	レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング	ホンダ	詳細
16	ポートランド	コルトン・ハータ	セバスチャン・ボーデ	ウィル・パワー	ウィル・パワー	チーム・ペンスキー	シボレー	詳細
17	ラグナ・セカ	コルトン・ハータ	スコット・ディクソン	コルトン・ハータ	コルトン・ハータ	ハーディング・スタインブレナー・レーシング	ホンダ	詳細

ポイントが並んだ場合、勝利数、2位、3位の順で比較され、次に前戦でのフィニッシュ順位、その後、ランダムにドローする^[82]。

ドライバー

インディ500を除く全てのレースで、ポールシッターは1ポイントが与えられる。インディ500の予選上位9名はポイントが与えられる。ポールポジションが9ポイント、以下降順となる。ダブルヘッダーのレースではそれぞれの予選グループにおけるポールシッターにそれぞれ1ポイントが与えられる
少なくとも1レースラップをリードしたドライバーにはそれぞれ1ポイントが与えられる。最多ラップリードドライバーにはさらに2ポイントが与えられる。
エンジンが最低走行距離に達する前に交換された場合、10ポイントを失う。

順位	ドライバー	STP	COA	ALA	LBH	IMS	INDY	DET		TXS	ROA	TOR	IOW	MDO	POC	GAT	POR	LAG	ポイント
1	ジョセフ・ニューガーデン	1^L	2	4	2^L	15^L	4^8L	1^L*	19^L	1^L	3	4	1^L*	14^L	5^L	7^L	5	8	641
2	サイモン・パジェノ	7	19	9	6	1^L	1^1L*	6	17	6	9	1^L*	4^L	6	3^L*	5	7	4^L	616
3	アレクサンダー・ロッシ	5^L	9	5^L	1^L*	22	2^9L	2^L	5	2^L	1^L*	3	6	5	18	13	3	6	608
4	スコット・ディクソン	2	13	2^L	3	2^L*	17^L	22	1^L*	17^L	5	2	2^L	1^L*	2^L	20	16^L	3	578
5	ウィル・パワー	3^L	24^L*	11	7^L	7	5^6L	18	3^L	9	2	18	15^L	4^L	1^L	22^L	1^L*	2^L	550
6	フェリックス・ローゼンクヴィスト RY	4^L	23	10	10	8^L	28^L	4	16	12	6	5	14	2^L	22	11^L	2^L	5	425
7	コルトン・ハータ R	8	1^L	24	23	23	33⁵	12	12	18	8	7	18	8	16	9^L	4^L	1^L*	420
8	ライアン・ハンター＝レイ	23	3	8	5	17	8	5	4	5^L*	11	16	17	3	19	8	18	10	420
9	佐藤琢磨	19	7	1^L*	8^L	14	3^L	3	13	15^L	10	22^L	20	19	21	1^L	15	21	415
10	グラハム・レイホール	12	4	23^L	4	9^L	27	7	7	3^L	4^L	9	8	9	9	18	23	12	389
11	セバスチャン・ボーデ	24	5	3^L	11	11^L	30⁷	11	9	8^L	12	8	9^L	11	7	19^L	9^L	7	387
12	ジェームズ・ヒンチクリフ	6	16	6^L	9	16	11	9	18	19	7	6	3	22	20	12^L	20	9	370
13	サンティノ・フェルッチ R	9	20	15	21	10	7^L	19	10^L	4	19	11	12	12	4	4^L*	17	24	351
14	スペンサー・ピゴット	11	11	17	18	5	14^3L	10	21	14	14	15	5	7	17	21	6	20	335
15	トニー・カナーン	15	12	18	19	20	9	15	22	16	21	17	10	20	8	3	12	16	304
16	マルコ・アンドレッティ	13	6	14	13	13	26	16	6	10	23	10	21	15	15	10^L	13	14	303
17	マーカス・エリクソン R	20	15	7	20	24	23	13	2^L	7^L	13	20	11	23	12	16^L		11	290
18	ザック・ビーチ	14	22	12	17	12	29	8	8	20	18	13^L	7	21	13	14	22	18	271
19	マテウス・レイスト	22	17	20	15	4	15	21	20	22	20	19	16	18	14	17	8	17	261
20	エド・ジョーンズ	21	14	19	16	6	13⁴	20	14		22	12		13			14	23	217
21	ジャック・ハーベイ	10	10	13	22	3	21				15			10			19	19	186
22	マックス・チルトン	16	21	22	14	18	DNQ	17	15		16	14		16			11	13	184
23	エド・カーペンター						6^2L			13			19		6	2			161
24	コナー・デイリー						10			11			13		11	6^L	21	22	149
25	チャーリー・キンボール	17					25			21					10	15	10	15	117
26	パトリシオ・オワード R		8	16	12	19	DNQ	14	11		17								115
27	セージ・カラム						19					21	22						39
28	ジェームス・ディヴィソン R						12												36
29	エリオ・カストロネベス					21	18												33
30	ベン・ハンリー R	18		21			32												31
31	ピッパ・マン						16												28
32	カイル・カイザー R		18				31												22
33	J.R.ヒルデブランド						20												20
34	オリオール・セルビア						22												16
35	RC・エナーソン R													17					13
36	ジョーダン・キング						24												12
-	フェルナンド・アロンソ R						DNQ												-
順位	ドライバー	STP	COA	ALA	LBH	IMS	INDY	DET		TXS	ROA	TOR	IOW	MDO	POC	GAT	POR	LAG	ポイント

色	結果
金色	優勝
銀色	2位
銅色	3位
緑	4位・5位
水色	6位-10位
青灰色	完走（11位以下）
紫	完走せず
赤	予選落ち (DNQ)
茶	撤退 (Wth)
黒	失格 (DSQ)
白	スタートせず (DNS)
白	レース中止 (C)
空欄	エントリーせず

注釈など
太字	ポールポジション（1ポイント）インディ500を除く
斜体	ファステストラップ
^L	リードラップ（1ポイント）
*	最多リードラップ（2ポイント）
^1-9	インディ500 "ファスト・ナイン" ボーナスポイント
^c	予選キャンセルボーナスポイント無し
RY	ルーキー・オブ・ザ・イヤー
R	ルーキー

マニファクチャラー

全てのマニファクチャラーポイント（予選ポイント、レース終了ポイント、レース勝利ボーナスポイントを含む）は、シーズンフル参戦ドライバーのみが獲得でき^{[N 8]}、割り当てられた4基のエンジンだけを使用している場合にのみ獲得できる^{[N 9]}。対象外車両はレースのフィニッシュポイントに使用されたフィニッシュオーダーから削除される^{[N 10]}^[82]。
それぞれのレースにおいて、各マニファクチャラーの上位2名のドライバーがポイントを獲得できる。優勝マニファクチャラーは追加ポイントが5点付与される。
インディ500を除く全てのレースで、ポールシッターのマニファクチャラーに1ポイントが与えられる。インディ500では土曜の予選の最速ドライバーに1ポイントが与えられ、日曜日のポールシッターには2ポイントが与えられる。
インディ500で使用されている全シーズンエンジンの総走行距離が2,000マイルに達すると、マニファクチャラーはレース順位と等しいボーナスポイントを獲得できる。

順位	マニファクチャラー	STP	COA	ALA	LBH	IMS	INDY	DET		TXS	ROA	TOR	IOW	MDO	POC	GAT	POR	LAG	ボーナス	ポイント
1	ホンダ	2	1	1	1	2	2	2	1	2	1	2	2	1	1	2	7	1	75	1436
		4	3	2	3	7	3	3	2	3	4	3	3	2	3	5	8	3
		72	90	96^P	91^P	67^P	75	76^P	95	76^P	88^P	75	75	95	85	70	50	85
2	シボレー	1	2	4	2	1	1	1	3	1	2	1	1	5	2	1	1	2	82	1387
		3	8	9	6	3	4	6	11	6	3	4	4	6	4	3	2	5
		91^P	65^P	54	68	90	90^P	83	55^P	83	75	88^P	88^P	58	72	85	90	70

マニュファクチャラー別のレース結果
エントラント	STP	COA	ALA	LBH	IMS	INDY	DET		TXS	ROA	TOR	IOW	MDO	POC	GAT	POR	LAG
シボレー
#2 ペンスキー	1	2	4	2	14	4	1	19	1	3	4	1	12	Ineligible
#4 フォイト	20	16	19	15	3	12	21	20	22	19	19	16	16	10	11	3	9
#12 ペンスキー	3	22	11	7	6	5	18	3	9	2	18	15	Ineligible
#14 フォイト	14	11	17	19	19	9	15	22	16	20	17	10	18	4	1	6	8
#20 エド・カーペンター・レーシング	19	13	18	16	5	6	20	14	13	21	12	19	11	Ineligible
#21 エド・カーペンター・レーシング	10	10	16	18	4	11	10	21	14	14	15	5	6	12	14	1	11
#22 ペンスキー	7	17	9	6	1	1	6	17	6	9	1	4	5	2	3	2	2
#23 カーリン	16	8	15	12	18	15	14	11	21	16	21	22	15	6	9	4	7
#59 カーリン	15	19	20	14	17	DNQ	17	15	11	15	14	13	14	7	4	5	5

フィニッシュ	85	64	54	68	85	82	78	54	78	75	82	82	58	72	85	90	66
インディボーナス	-	-	-	-	-	82	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
ポールボーナス	1	1	-	-	-	3	-	1	-	-	1	1	0	0	0	-	-
優勝ボーナス	5	-	-	-	5	5	5	-	5	-	5	5	-	0	-	0	-

合計ポイント	91	65	54	68	90	172	83	55	83	75	88	88	58	72	85	90	70
ホンダ
#5 アロー・SPM	6	15	6	9	15	10	9	18	19	7	6	3	20	14	7	11	Inel.
#7 アロー・SPM	18	14	7	20	22	14	13	2	7	13	20	11	21	8	10	12	3
#9 チップ・ガナッシ	2	12	2	3	2	13	22	1	17	5	2	2	1	1	13	8	1
#10 チップ・ガナッシ	4	21	10	10	7	18	4	16	12	6	5	14	2	Ineligible
#15 レイホール	11	4	21	4	8	17	7	7	3	4	9	8	8	5	12	14	4
#18 デイル・コイン	22	5	3	11	10	20	11	9	8	12	8	9	9	Ineligible
#19 デイル・コイン	9	18	14	21	9	7	19	10	4	18	11	12	10	3	2	9	Inel.
#26 アンドレッティ	13	20	12	17	11	19	8	8	20	17	13	7	19	9	8	13	10
#27 アンドレッティ	5	9	5	1	20	2	2	5	2	1	3	6	4	Ineligible
#28 アンドレッティ	21	3	8	5	16	8	5	4	5	11	16	17	3	13	5	10	Inel.
#30 レイホール	17	7	1	8	13	3	3	13	15	10	22	20	17	15	Ineligible
#88 ハーディング	8	1	22	22	21	21	12	12	18	8	7	18	7	Ineligible
#98 アンドレッティ	12	6	13	13	12	16	16	6	10	22	10	21	13	11	6	7	6

フィニッシュ	72	85	90	85	66	75	75	90	75	82	75	75	90	85	70	50	85
インディボーナス	-	-	-	-	-	75	-	-	-	-	-	-	-	-	-	-
ポールボーナス	-	-	1	1	1	-	1	-	1	1	-	-	-	-	-	0	0
優勝ボーナス	-	5	5	5	-	-	-	5	-	5	-	-	5	-	0	-	0

合計ポイント	72	90	96	91	67	150	76	95	76	88	75	75	95	85	70	50	85

脚注

^ グランプリ・オブ・ロングビーチのタイトルスポンサーとなったホンダの「アキュラ」ブランドのプロモーションのため、メイヤー・シャンク・レーシングはジャック・ハーヴェイのマシンのホンダエンジンに「アキュラ」のバッジを付けてロングビーチにエントリーさせた。
^ ジェームス・ディヴィソンはインディカー・シリーズにおいてルーキーと見なされた。ただし、2014年、2015年、2017年、2018年のインディ500に参加していたため、2019年のインディ500ではルーキーとは見なされない。
^ フェルナンド・アロンソはインディカー・シリーズにおいてルーキーと見なされた。ただし、2017年のインディ500に参加していたため、2019年のインディ500ではルーキーとは見なされない。
^ レースは土曜日の深夜に始まり、日曜日の午前1時頃に終了した。
^ このレースでは2つのグループで予選が行われ、それぞれのグループの最速ラップ記録者がポイントを獲得した。2つのグループの最速タイムで速い方がポールポジションを獲得し、もう一方はフロントローの外側となる。ロッシは全体の最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得した。ジョセフ・ニューガーデンがもう一方のグループの最速タイムを記録し、ポイントを獲得した。
^ このレースでは2つのグループで予選が行われ、それぞれのグループの最速ラップ記録者がポイントを獲得した。2つのグループの最速タイムで速い方がポールポジションを獲得し、もう一方はフロントローの外側となる。ニューガーデンは全体の最速タイムを記録し、ポールポジションを獲得した。アレクサンダー・ロッシがもう一方のグループの最速タイムを記録し、ポイントを獲得した。
^ ABCサプライ500の予選は悪天候によりキャンセルされ、スターティンググリッドはエントリーポイントによって設定されたため、ジョセフ・ニューガーデンはポールポジションを獲得した。このため、ポールポジション獲得で通常与えられるボーナスポイントは与えられなかった。
^ Rule 12.6.5.
^ Rule 16.2.3.2.
^ Rule 16.2.3.3.

参照

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外部リンク

公式ウェブサイト

表話編歴インディカー・シリーズのシーズン
1996 • 1996-1997 • 1998 • 1999 • 2000 • 2001 • 2002 • 2003 • 2004 • 2005 • 2006 • 2007 • 2008 • 2009 • 2010 • 2011 • 2012 • 2013 • 2014 • 2015 • 2016 • 2017 • 2018 • 2019 • 2020 • 2021