2015 - 2016年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 08:18 UTC 版)
全国的に暖冬となった。この年は12月から全国的に暖かかった。旬平均気温の極値を高いほうから更新した地点も多く、12月中旬は北日本平年比+3.4(1位)、東日本で+3.3(1位)と、気象観測開始以来最も高かった。新年早々も高温傾向は続き、1月上旬は北、東、西日本と南西諸島ではそれぞれ高いほうから順に+1.5℃(5位)、+2.8℃(2位)、+2.5℃(3位)、+2.4℃(3位)。特に、東日本の1月上旬+2.8℃は2000年1月上旬の+3.3℃に次ぐ歴史的な高さである。1月24日 - 25日に佐賀・長崎で真冬日、沖縄本島にて史上初となる公式降雪記録をもたらした大寒波が襲来したが、2月に入っても普遍的な高温は変わらなかった。2月中旬は特に記録的な暖かさとなり、北日本で+2.8(2位)、東日本で+2.6(2位)とどちらも1990年2月中旬の歴史的暖冬に次ぐ水準である。東京では2月中旬として観測開始以来初となる全日、日最高10℃以上を記録。12月の中旬、1月の上旬、2月の中旬と3ヶ月続いて高温極値3位以内を塗り替えたのは史上初。
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