2011年地震による運転停止とは? わかりやすく解説

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2011年地震による運転停止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 14:39 UTC 版)

大飯発電所」の記事における「2011年地震による運転停止」の解説

2011年3月11日時点では、大飯発電所1 - 4号機はそれぞれ以下の状態であった番号状態1号機 2010年12月10日から定期検査中(2011年3月10日から調整運転中) 2号機 2010年11月17日から通常運転中 3号機 2010年6月6日から通常運転中 4号機 2010年6月23日から通常運転中 3月11日福島第一原子力発電所事故発生し原子力発電所安全性の問題全国注目を集めるようになった。 国の原子力安全・保安院は約3週間後の3月末に、緊急安全対策各電力会社指示した経済産業省はこの対策講じられたことが確認できれば再稼働は可能との見解で、経済産業大臣当時)の海江田万里6月原発安全宣言出し定期検査予定作業終了した玄海発電所再稼働進めようとしていた。しかし、事故検証未実施安全基準示されていないとして、13基の商用原発抱え福井県などから時期尚早との声が上がった。そこで、政府菅政権)は、ストレステスト導入し1次評価安全性確認してから再稼働の是非を判断することとなった。 これを受け、関西電力10月28日3号機の、11月17日4号機ストレステスト1次評価原子力安全・保安院提出した。 国の原子力安全・保安院は、2012年2月13日関西電力提出した3号機および4号機ストレステストについて、「妥当」とする審査書を発表したまた、3月23日原子力安全委員会はこの保安院審査書を「妥当」と確認した2012年7月1日3号機運転再開時点では、空冷式で1825kVAの容量を持つ非常用発電装置高台設置する非常用電源発電設備につなぐための恒設ケーブル設置する、といった対策はとられていたものの、免震事務棟建設フィルター付きベント装置設置防潮堤かさ上げのような大規模工事要する対策進行途中であった。

※この「2011年地震による運転停止」の解説は、「大飯発電所」の解説の一部です。
「2011年地震による運転停止」を含む「大飯発電所」の記事については、「大飯発電所」の概要を参照ください。

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