2011年(平成23年)台風第12号による被災状況
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「九尾ダム」の記事における「2011年(平成23年)台風第12号による被災状況」の解説
2011年(平成23年)9月、台風12号による大雨の影響で、九尾ダム上流の坪内地区において山腹が崩壊。大量の土砂が天の川や支流の坪内谷川になだれ込み、河道が閉塞される事象(天然ダム)が発生した。県道が寸断され、人家2棟と神社の祠が全壊、58棟が床上浸水、1名が行方不明となった。また、長殿発電所では、建屋が増水した川にさらされ、壊滅状態と化した。関西電力は敷地のかさ上げ(4メートル)、発電設備の地下化により洪水対策を施し、2018年(平成30年)6月上旬に出力を1万6,200キロワットに増強して運転を再開した。
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