2011年オーストラリアグランプリとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 2011年オーストラリアグランプリの意味・解説 

2011年オーストラリアグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 02:11 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
 2011年オーストラリアグランプリ
レース詳細
日程 2011年シーズン第1戦
決勝開催日 3月27日
開催地 アルバート・パーク・サーキット
オーストラリア メルボルン
コース長 5.303km
レース距離 58周(307.574km)
決勝日天候 晴れ
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:23.529
ファステストラップ
ドライバー フェリペ・マッサ
タイム 1:28.947(Lap 55)
決勝順位
優勝
2位
3位

2011年オーストラリアグランプリは、2011年F1世界選手権第1戦として、2011年3月27日アルバート・パーク・サーキットで開催された。正式名称は2011 FORMULA 1 Qantas Australian Grand Prix[1]

概要

フェラーリ・150°イタリアを駆るフェリペ・マッサのマシンのフロントウィング支持部に書かれた日の丸とメッセージ

3月11日日本で発生した東北地方太平洋沖地震の被災者を応援するために、出走する全てのチームのマシンやドライバーのヘルメットなどに被災者に向けたメッセージや日の丸が描かれた。また、これらのドライバーやチームの多くがビデオメッセージなどで被災者を応援するメッセージを送った。

例としてスクーデリア・フェラーリは、フロントウイング支持板部分に、フェラーリ・ジャパンの日本人社員により急きょ作られた日本国旗と「ガンバレ!日本」というメッセージを記して予選、決勝を通して走行させた[2]他、アロンソとマッサの両ドライバーがウェブサイトを通じて被災者を激励するメッセージを送った。なおこれは、史上初めてフェラーリのF1マシンに書かれた日本国旗となった。

またヴァージン・レーシングのリザーブ・ドライバーの山本左近は、全チームとドライバーによる被災者に向けたメッセージの翻訳と取りまとめを行ったほか、FIAとFOAの協力の元レース前に全ドライバーと関係者が黙とうを行うなど[3]、関係者が一致団結して被災者を支援するメッセージを送った。

予選

結果

順位 No ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 Grid
1 1 セバスチャン・ベッテル レッドブルルノー 1:25.296 1:24.090 1:23.529 1
2 3 ルイス・ハミルトン マクラーレンメルセデス 1:25.384 1:24.595 1:24.307 2
3 2 マーク・ウェバー レッドブルルノー 1:25.900 1:24.658 1:24.395 3
4 4 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス 1:25.886 1:24.957 1:24.779 4
5 5 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1:25.707 1:25.242 1:24.974 5
6 10 ヴィタリー・ペトロフ ルノー 1:25.543 1:25.582 1:25.247 6
7 8 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:25.856 1:25.606 1:25.421 7
8 6 フェリペ・マッサ フェラーリ 1:26.031 1:25.611 1:25.599 8
9 16 小林可夢偉 ザウバーフェラーリ 1:25.717 1:25.405 1:25.626 9
10 18 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソフェラーリ 1:26.232 1:25.882 1:27.066 10
11 7 ミハエル・シューマッハ メルセデス 1:25.962 1:25.971 11
12 19 ハイメ・アルグエルスアリ トロ・ロッソフェラーリ 1:26.620 1:26.103 12
13 17 セルジオ・ペレス ザウバーフェラーリ 1:25.812 1:26.108 13
14 15 ポール・ディ・レスタ フォースインディアメルセデス 1:27.222 1:26.739 14
15 12 パストール・マルドナド ウィリアムズコスワース 1:26.298 1:26.768 15
16 14 エイドリアン・スーティル フォースインディアメルセデス 1:26.245 1:31.407 16
17 11 ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズコスワース 1:26.270 no time 17
18 9 ニック・ハイドフェルド ルノー 1:27.239 18
19 20 ヘイキ・コバライネン ロータスルノー 1:29.254 19
20 21 ヤルノ・トゥルーリ ロータスルノー 1:29.342 20
21 24 ティモ・グロック ヴァージンコスワース 1:29.858 21
22 25 ジェローム・ダンブロシオ ヴァージンコスワース 1:30.822 22
予選通過タイム: 1:31.266 (107%ルール)
23 23 ヴィタントニオ・リウッツィ HRTコスワース 1:32.978 DNQ
24 22 ナレイン・カーティケヤン HRTコスワース 1:34.293 DNQ

決勝

展開

結果

順位 No ドライバー チーム 周回数 タイム/リタイア グリッド ポイント
1 1 セバスチャン・ベッテル レッドブルルノー 58 1:29:30.259 1 25
2 3 ルイス・ハミルトン マクラーレンメルセデス 58 +22.297 2 18
3 10 ヴィタリー・ペトロフ ルノー 58 +30.560 6 15
4 5 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 58 +31.772 5 12
5 2 マーク・ウェバー レッドブルルノー 58 +38.171 3 10
6 4 ジェンソン・バトン マクラーレンメルセデス 58 +54.304 4 8
7 6 フェリペ・マッサ フェラーリ 58 +1:25.186 8 6
8 18 セバスチャン・ブエミ トロ・ロッソフェラーリ 57 1周遅れ 10 4
9 14 エイドリアン・スーティル フォースインディアメルセデス 57 1周遅れ 16 2
10 15 ポール・ディ・レスタ フォースインディアメルセデス 57 1周遅れ 14 1
11 19 ハイメ・アルグエルスアリ トロ・ロッソフェラーリ 57 1周遅れ 12
12 9 ニック・ハイドフェルド ルノー 57 1周遅れ 18
13 21 ヤルノ・トゥルーリ ロータスルノー 56 2周遅れ 20
14 25 ジェローム・ダンブロシオ ヴァージンコスワース 54 4周遅れ 22
NC 24 ティモ・グロック ヴァージンコスワース 49 9周遅れ 21
Ret 11 ルーベンス・バリチェロ ウィリアムズコスワース 48 トランスミッション 17
Ret 8 ニコ・ロズベルグ メルセデス 22 接触 7
Ret 20 ヘイキ・コバライネン ロータスルノー 19 ラジエーター 19
Ret 7 ミハエル・シューマッハ メルセデス 19 接触 11
Ret 12 パストール・マルドナド ウィリアムズコスワース 9 トランスミッション 15
DSQ 17 セルジオ・ペレス ザウバーフェラーリ 58 失格 13
DSQ 16 小林可夢偉 ザウバーフェラーリ 58 失格 9
  • No.24はチェッカーフラッグは受けたが、規定周回数の90%に達しないためリタイア扱い
  • No.16、No.17は7位、8位で完走したが、レース後にリアウィングの寸法規定違反が発覚したため失格

第1戦終了時点でのランキング

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注

[脚注の使い方]

外部リンク

FIA F1世界選手権
2011年シーズン
次戦
2011年マレーシアグランプリ
前回開催
2010年オーストラリアグランプリ
オーストラリアグランプリ 次回開催
2012年オーストラリアグランプリ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2011年オーストラリアグランプリ」の関連用語

2011年オーストラリアグランプリのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2011年オーストラリアグランプリのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの2011年オーストラリアグランプリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS