2012年ベルギーグランプリとは? わかりやすく解説

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2012年ベルギーグランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 15:39 UTC 版)

 2012年ベルギーグランプリ
レース詳細
日程 2012年シーズン第12戦
決勝開催日 9月2日
開催地 スパ・フランコルシャン・サーキット
ベルギー スパ
コース長 7.004km
レース距離 44周(308.052km)
決勝日天候 晴れ
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:47.573
ファステストラップ
ドライバー ブルーノ・セナ
タイム 1:52.822(Lap 43)
決勝順位
優勝
2位
3位

2012年ベルギーグランプリは、2012年のF1世界選手権第12戦として、2012年9月2日スパ・フランコルシャン・サーキットで開催された。正式名称は2012 Formula 1 Shell Belgian Grand Prix[1]

予選

結果

順位 No. ドライバー チーム Q1 Q2 Q3 グリッド
1 3 ジェンソン・バトン マクラーレン-メルセデス 1:49.250 1:47.654 1:47.573 1
2 14 小林可夢偉 ザウバー-フェラーリ 1:49.686 1:48.569 1:47.871 2
3 9 キミ・ライコネン ロータス-ルノー 1:49.546 1:48.414 1:48.205 3
4 15 セルジオ・ペレス ザウバー-フェラーリ 1:49.642 1:47.980 1:48.219 4
5 5 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 1:49.401 1:48.598 1:48.313 5
6 18 パストール・マルドナド ウィリアムズ-ルノー 1:48.993 1:48.780 1:47.893 61
7 4 ルイス・ハミルトン マクラーレン-メルセデス 1:49.605 1:48.563 1:48.394 7
8 10 ロマン・グロージャン ロータス-ルノー 1:50.126 1:48.714 1:48.538 8
9 11 ポール・ディ・レスタ フォースインディア-メルセデス 1:50.033 1:48.729 1:48.890 9
10 1 セバスチャン・ベッテル レッドブル-ルノー 1:49.722 1:48.792 10
11 12 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディア-メルセデス 1:49.362 1:48.855 11
12 2 マーク・ウェバー レッドブル-ルノー 1:49.859 1:48.546 1:48.392 122
13 7 ミハエル・シューマッハ メルセデス 1:49.742 1:49.081 13
14 6 フェリペ・マッサ フェラーリ 1:49.588 1:49.147 14
15 17 ジャン=エリック・ベルニュ トロ・ロッソ-フェラーリ 1:49.763 1:49.354 15
16 16 ダニエル・リチャルド トロ・ロッソ-フェラーリ 1:49.572 1:49.543 16
17 19 ブルーノ・セナ ウィリアムズ-ルノー 1:49.958 1:50.088 17
18 20 ヘイキ・コバライネン ケータハム-ルノー 1:51.739 18
19 21 ビタリー・ペトロフ ケータハム-ルノー 1:51.967 19
20 24 ティモ・グロック マルシャ-コスワース 1:52.336 20
21 22 ペドロ・デ・ラ・ロサ HRT-コスワース 1:53.030 21
22 25 シャルル・ピック マルシャ-コスワース 1:53.493 22
23 8 ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:50.181 232
24 23 ナレイン・カーティケヤン HRT-コスワース 1:54.989 24
予選通過タイム: 1:56.622 (107%ルール)
ソース:[2]

追記:

  • ^1 — マルドナドはQ1でヒュルケンベルグの走行を妨害したとして3グリッド降格のペナルティ[3]
  • ^2 — ウェバーとロズベルグはギアボックス交換により5グリッド降格のペナルティ[4][5]

決勝

展開

スタートでは予選2番手につけた小林可夢偉に注目が集まったが、可夢偉はスタートに失敗。1コーナーまでに3台ほど抜かれる。後方では予選6番手のマルドナドがジャンプスタート。2番手まで上がるがのちにクラッシュでリタイアしている。また、予選8番手のグロージャンがハミルトンに幅寄せし、ハミルトンは右側のタイヤをダートに落とし制御不能になりグロージャンに衝突。止まりきれないグロージャンは前にいたペレスにぶつかり、ペレスはアロンソに接触。ハミルトンは可夢偉のフロントタイヤに乗り上げたあと、アロンソのリヤに接触しアロンソ、ハミルトン、ペレス、グロージャンがその場でリタイア。可夢偉はノーズにダメージを受けピットインし最後尾まで後退した。グロージャンはこの多重クラッシュを引き起こした責を問われ、1レース出場停止と罰金50000ユーロが科された[6]。一歩間違えば死亡事故に発展してしまうほどの恐ろしいクラッシュであった。

結果

順位 No. ドライバー チーム 周回数 タイム / リタイア グリッド ポイント
1 3 ジェンソン・バトン マクラーレン-メルセデス 44 1:29:08.530 1 25
2 1 セバスチャン・ベッテル レッドブル-ルノー 44 +13.624 10 18
3 9 キミ・ライコネン ロータス-ルノー 44 +25.334 3 15
4 12 ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディア-メルセデス 44 +27.843 11 12
5 6 フェリペ・マッサ フェラーリ 44 +29.845 14 10
6 2 マーク・ウェバー レッドブル-ルノー 44 +31.244 12 8
7 7 ミハエル・シューマッハ メルセデス 44 +53.374 13 6
8 17 ジャン=エリック・ベルニュ トロ・ロッソ-フェラーリ 44 +58.865 15 4
9 16 ダニエル・リチャルド トロ・ロッソ-フェラーリ 44 +1:02.982 16 2
10 11 ポール・ディ・レスタ フォースインディア-メルセデス 44 +1:03.783 9 1
11 8 ニコ・ロズベルグ メルセデス 44 +1:05.111 23
12 19 ブルーノ・セナ ウィリアムズ-ルノー 44 +1:11.529 17
13 14 小林可夢偉 ザウバー-フェラーリ 44 +1:56.119 2
14 21 ビタリー・ペトロフ ケータハム-ルノー 43 +1 Lap 19
15 24 ティモ・グロック マルシャ-コスワース 43 +1 Lap 20
16 25 シャルル・ピック マルシャ-コスワース 43 +1 Lap 22
17 20 ヘイキ・コバライネン ケータハム-ルノー 43 +1 Lap 18
18 22 ペドロ・デ・ラ・ロサ HRT-コスワース 43 +1 Lap 21
Ret 23 ナレイン・カーティケヤン HRT-コスワース 30 サスペンション 24
Ret 18 パストール・マルドナド ウィリアムズ-ルノー 5 接触によるダメージ 6 1
Ret 15 セルジオ・ペレス ザウバー-フェラーリ 0 接触 4
Ret 5 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 0 接触 5
Ret 4 ルイス・ハミルトン マクラーレン-メルセデス 0 接触 7
Ret 10 ロマン・グロージャン ロータス-ルノー 0 接触 8 2
ソース:[7]

追記:

  • ^1 — マルドナドはフライングスタートとグロックとの接触の責を問われ、次戦10グリッド降格(5グリッド降格を2つ)処分を科された。
  • ^2 — グロージャンはスタート直後の多重クラッシュを引き起こした責を問われ、次戦出場停止処分を科された[8]

第12戦終了時点でのランキング

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注

  1. ^ 2012 FORMULA 1 SHELL BELGIAN GRAND PRIX(The Official F1 Website)
  2. ^ 2012 FORMULA 1 SHELL BELGIAN GRAND PRIX(Qualifying Result)
  3. ^ “妨害行為でマルドナドにペナルティ”. ESPN F1. (2012年9月2日). http://ja.espnf1.com/williams/motorsport/story/87464.html 2012年9月4日閲覧。 
  4. ^ “ウェバーがギアボックスを交換”. ESPN F1. (2012年9月1日). http://ja.espnf1.com/redbull/motorsport/story/87351.html 2012年9月4日閲覧。 
  5. ^ “ロズベルグ、ギアボックス交換で5グリッド降格”. F1 TopNews. (2012年9月1日). http://www.topnews.jp/2012/09/01/news/f1/drivers/nico-rosberg/69568.html 2012年9月4日閲覧。 
  6. ^ “ロマン・グロージャン、1レースの出場停止処分”. F1-Gate.com. (2012年9月3日). http://f1-gate.com/grosjean/f1_16379.html 2012年9月5日閲覧。 
  7. ^ 2012 FORMULA 1 SHELL BELGIAN GRAND PRIX(Race Result)
  8. ^ F1=ベルギーGPでバトンが今季2勝目、小林は13位 ロイター 2012年9月3日、2018年8月27日閲覧。
前戦
2012年ハンガリーグランプリ
FIA F1世界選手権
2012年シーズン
次戦
2012年イタリアグランプリ
前回開催
2011年ベルギーグランプリ
ベルギーグランプリ 次回開催
2013年ベルギーグランプリ



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