2006年からの大規模改築事業とは? わかりやすく解説

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2006年からの大規模改築事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 14:31 UTC 版)

那覇市営奥武山野球場」の記事における「2006年からの大規模改築事業」の解説

その後施設の老朽化陳腐化著しくなり、県内でも長年わたって問題視されてきた。内野スタンドには座席がないため、観客コンクリート直接腰かけるかたちとなっていたうえ、屋根設けられていなかったことから、日差しが特に強くなる夏場には不評を託っていた。さらにプレー上においても、内野には固く水捌けの悪い赤土使用していたため、雨天時にはプレー条件悪化することがかねてから指摘されていた。 このため、当球場は県から市に移管して改築される事が決定し、市は基本計画立案。総事業費77億円とし、両翼100m中堅122m、内野には黒土外野には天然芝敷設したフィールド加え、6基の照明設備電光スコアボード設置するなど、プロ野球公式戦開催対応した設備整備されることになった加えて野球場隣接して57×66m・楕円形のフィールド有する多目的屋内運動場整備して練習施設充実図られることになった。こうして2006年11月から旧施設解体・撤去工事行い、翌2007年10月に現施設の建設事業着工2010年3月竣工した。なお、条例上の名称は「那覇市営奥武山野球場」に制定された。 メインスタンドバックネット裏には約9000席分を覆う膜屋根架設されている。また内野クレー部には鹿児島県産の黒土を7割配合し暗渠整備して水捌け確保している。一・三塁側のスタンド下には屋内ブルペン設けられており、3人が同時に練習可能。1階野球資料館には、沖縄県野球史に関する様々な資料展示保存されている。

※この「2006年からの大規模改築事業」の解説は、「那覇市営奥武山野球場」の解説の一部です。
「2006年からの大規模改築事業」を含む「那覇市営奥武山野球場」の記事については、「那覇市営奥武山野球場」の概要を参照ください。

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