2度目の大規模改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 22:31 UTC 版)
「住友ビルディング」の記事における「2度目の大規模改修」の解説
三井住友銀行は、2000年代後半から耐震性の向上やスペースの有効利用を図るため、大阪本店ビルの約50年ぶりとなる大規模改修の検討を始め、建て替える案や、東京・銀座の歌舞伎座のように後方に高層ビルを建てる案なども議論されたが、歴史的価値のある建物をそのまま残すべきだという意見が多く、また阪神・淡路大震災でも損傷せず、現在の建築基準に照らしても十分の強度があることが分かり、建て替えはしないとの結論に至った。これに則り、2015年(平成27年)5月末までの予定で改修工事に取り掛かり、内側の柱の間に板を渡し耐震性をさらに高めたほか、川の氾濫に備えて、高さ1.2mの防潮板を造り、1階には建設当初からある天井のステンドグラスを生かして待合室も新設された。
※この「2度目の大規模改修」の解説は、「住友ビルディング」の解説の一部です。
「2度目の大規模改修」を含む「住友ビルディング」の記事については、「住友ビルディング」の概要を参照ください。
- 2度目の大規模改修のページへのリンク