1980年代以降の世代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 20:59 UTC 版)
「現代音楽/地域別の動向」の記事における「1980年代以降の世代」の解説
国際コンクールでの受賞後に国内コンクールへ出品する作曲家が増加したと言われており、1980年代生まれの木山光は20歳前後で頭角を現し、ガウデアムス国際現代音楽祭に4度招待されている。 また、現代音楽とは本来無縁といって差し支えなかった合唱や吹奏楽の分野にも、現代音楽の技法を用いて作曲する作曲家が増えている。合唱団体「ヴォクスマーナ」は多くの現代音楽の作曲家へ委嘱しており、従来の合唱音楽では見られなかった音響を伴う音楽を世に広めている。 21世紀音楽の会も年一回ではあるが、比較的若い世代の作品発表が継続されている。2010年代に入ると「前衛の遺産」を振り返ることが大学・民間問わず行われるようになり、八村義夫室内楽作品全曲演奏会は、京都で行われた。また、電子音楽のスタディーズも同じく京都で行われている。
※この「1980年代以降の世代」の解説は、「現代音楽/地域別の動向」の解説の一部です。
「1980年代以降の世代」を含む「現代音楽/地域別の動向」の記事については、「現代音楽/地域別の動向」の概要を参照ください。
- 1980年代以降の世代のページへのリンク