1980年代の改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/10 22:57 UTC 版)
「ホテル・ビクトリア (トロント)」の記事における「1980年代の改修」の解説
1984年9月、新たに制定された当地の防火条例によって、ホテルは新しい機械や安全装置類の導入が必要になったが、これを機に、フェランは不動産開発業者のチャールズ・ゴールドスミス (Charles Goldsmith) に250万ドルでホテルを売却した。 ゴールドスミスは、さらに250万ドルをかけてリノベーションをおこない、1年以上かかった工事を経て、1階正面の煉瓦壁をすべて撤去して構造的な鋼鉄とガラスのパネルに置き換え、ロビーに「アトリウム効果 (atrium effect)」をもたらすなどした。もともとあった大理石の壁や柱は修復され、もともとあった漆喰による天井のコーニス状の装飾は、職人が蝋で型を取って正確に形を複製して修理した。 ホテルは1986年3月に再開業し、高級ブティックホテルとして、1980年代から1990年代を通して成功を収めた。
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